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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 814
2013.11.30

昼食後13時に沖縄県庁に仲井真弘多知事をお訪ねしました。
通された応接間には本土復帰後4代目の大田昌秀元知事と5代目稲嶺恵一前知事の肖像画が入り口正面窓際の壁に掲げられていました。
3ヶ月前の6月に40年ぶり2回目の沖縄を訪ねた折、稲嶺前知事に2時間近い時間を頂き沖縄の歴史と文化から政治まであらゆる分野のお話をお聞きしました。残念ながら次のアポイントが入っていたためにおいとましましたが、お聞きした興味深い話に関連した著書を執筆中で近いうちに出版でされるそうで今から楽しみにしています。

話を戻します。
部屋の中央には大振りのソファーと大きなテーブルが置かれていて、座るまもなく応接間に案内してくれた女性が再びお茶を運んでくれました。

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程なく知事が見え「何年ぶりでしたか」「そうでしたねぇ あのときは大分・・・」と挨拶を交わされ知事は一瞬思いに耽っているようでした。
沖縄を前回訪問した時、稲嶺前知事のお話でも沖縄は中国文化の影響を強く受けていると話されました。
1591年秀吉の朝鮮出兵の際、琉球は出兵しない代わり兵糧の調達を負わされ台所事情の苦しい尚寧王王府は半分しか用意できなかったそうです。
今で言う貿易立国の琉球は中国と深い関係があったのは言うまでもなく、そのような当時の事情は
小西行長の外交交渉からも察がつきます。
朝鮮の役、関ヶ原の後、逼迫した台所事情の薩摩藩は無理難題持ちかけ1609年に琉球を侵略しました。当時武器を廃していた尚寧王の琉球はほとんど戦わずして降伏、その後薩摩藩の厳しい支配が明治まで続くこととなるのです。

上記に関連し遣唐使の日本からの貢ぎ物に対し唐からは倍返しの厚遇を受けたこと等は見えない歴史の部分の話で現在の日中関係とは違った観点からそんな話を前知事からお聞きしました。

沖縄ではお訪ねする企業もメディアも役所もロビーや応接室に必ず書が置かれていますがその影響が多分にあるようです。

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戦後の沖縄を語るとき米軍基地を抜きにして語れません。
それらの視点を変えその根底にある歴史や文化から根ざした沖縄をレンズを通し表現したいとの思いを実現するためカメラマンの初沢亜利さんに同行沖縄に来ました。
女性名のようですが右から2人目が初沢さんで、その右は奥さんで那覇の事業家です。
念のためお二人は我々3人が沖縄を訪問した時、初めてお会いし今回で2回目です。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 813
2013.11.29

沖縄のおかあさんが作る家庭料理です。
“かめはまそば”を訪ねたのが丁度お昼時でしたから近くのオフィスの来客で小さい店内は一杯でしたがタイミング良くひとテーブル空き着席できました。
地元の食材を使った総菜の大皿や小鉢が写真では白いテーブルクロスの上に並べられているように見えますが実はテーブルクロスではなく業務用の上蓋が開く白い冷蔵庫の上に並べられています。
ガラスの皿に入った熟していない千切りの白いパパイヤを野菜として初めて食べましたが、さっぱりとした味とシャキッとした食感がとても美味しかったです。
写真中央の大型のレモンのよう色と形をしたのが野菜で食べるパパイヤだそうで、わざわざ篭から出して見せてくれました。

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炒めた茄子に少し黒糖を混ぜた味噌を付けての食べ方も初めての経験で小鉢に赤いつま箸の添えられています。
野菜を作っている友人からもらった家庭菜園の茄子がまたとびっきり美味しかったです。
五穀米のご飯に豆腐汁、美味しい総菜が大皿に盛られお好きにどうぞと云うビュッフェ方式で700円ですから人気で混雑するのは当然です。

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デザートに人数分のミカンが出ていますが、小皿にもう一つデザートが出されました。
写真で見るとムースのように見えますが沖縄の豆腐です。
小鉢に盛られ黒糖蜜が架かったジーマーミで材料は落花生とタピオカで手で捏ねないとこの弾力性をもった、もっちりした感触が出ないそうで限定で60個を4時間掛け作るそうです。
沖縄訪問は今回で3回目ですから食べ物は何が美味しいのかも全く分らず案内頂き存在を知りました。
素晴らしい舌触りと食感、コクのある味わいに感激しお土産にしました。

後日、東京の豆腐専門店でジーマーミを食べましたが、果たしてそれがジーマーミであったのかも不明な程の違いでした。
沖縄に行かれたら昨日記載した住所の“かめはまそば”に立ち寄りケーキか茶菓子代わりに試食することをお勧めします。
因みに夜はやっていません。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 812
2013.11.27

約2ヶ月前の9月20日(金)に所用で沖縄に出張しました。
8時に羽田空港を発ち11時少し前に那覇空港に到着しました。
相当蒸し暑いのではと覚悟をしていましたが、幸運にも天候は薄曇りで過ごしやすく助かりました。
那覇空港で乗ったワンボックスの個人タクシーを2日間傭車することにし、まず最初は空港からほど近い沖縄県経営者協会の調査部をお訪ねしました。
3ヶ月前の6月初旬、既にお訪ねし取材を兼ね写真集出版の協力をお願いしていましたので10月下旬から1年間滞在する旨の報告をしました。

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那覇市内で昼食をとる予定でリクエストを聞かれましたから地元料理の美味しい食堂を希望しました。
沖縄を初めて訪れたのは約40年前のことで1週間ホテルに缶詰状態で研修を受けました。
毎日毎食ホテルでの同じような食事に飽きたので日本海を望む部屋から眺めると遙か南の何とか歩いても行けそうな距離の小高い丘の海に面したレストランまで行き好物の刺身を注文しました。
5名分程を盛り合わせた大皿の色鮮やかな切り身を見て“うん”と思いながら箸を取りましたが、どの切り身を食べてもミンチのような舌触りで馴染めなかった思いがありました。

今回地元那覇在住の社長に案内頂いた食堂が入る那覇市内のビルです。
店名は“そば倶楽部かめはま”で“かめはまそば”と書かれた紙がドアに無造作に貼られた食堂です。 
那覇市松山2-14-1 098-863-0939

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アイスボックスをテーブル変わりに地元の食材で作られた総菜がどんぶりや大皿に盛り付けられご自由にどうぞと女将さんに云われました。
ご飯とそばが主菜で豆腐汁とデザートが付いて700円です。
ごうやの味噌炒め、カボチャの煮付け、モヤシの酢の物、野菜の煮付け、めざし、パパイヤの炒めものなどの皿が並べれあります。
パパイヤの炒めけが意外でしたから聞くと壁のポスターのままで、まだ熟していない実を採って千切りしたものだそうで初めて食べさっぱりとして美味しいのに驚きました。
どんぶりや大皿に盛られた総菜は全てが美味しく、これが沖縄のおふくろの味なんだろうとの思いを強くしました。
近いうちに訪ねたいお店です。
因みに刺身は食材にありませんでした。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 811
2013.11.26

フォトハンティングラリー2日目の昼食はレストラン ハーモナイズで13時の予約をしていましたが、40分ほど遅れての到着となりました。
皆さんカメラを持参していましたから白駒池で楽しみすぎ時間をオーバーしました。
ハーモナイズの芝庭の先を流れる大石川の清流は先程まで遊んだ白駒池を源流としています。
例年氷上トレーニングにバギーとルーフのポルシェをローダーに積載し参加頂くボルクス・アオトスの吉田社長が晩秋を迎えた佐久の山並みを眺めながら、瞑想に耽るところへ入会希望の二人が話し掛けに行きました。?
昨夜の懇親会では若さと溢れるエネルギーに参加者は皆圧倒されましたが。

赤い実が見事です。
カメラでなくやはり腕でしょう。
ポルシェ乗りが良く「まず足廻りを何とかしてタイムを・・・ 」とのコメントに「いやぁ~ それより先に腕を何とかぁ~・・・ 」と応える整備士がいましたが・・・
食事が用意される合間にハーモナイズの庭先で昨日掲載のブログでライカと比較した同じ国産カメラで菊池カメラマンが写した“つるうめもどき”の深みある写真です。
吉田さんは見事なこの赤い実に心惹かれていたのです。

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昨日の霧ヶ峰を巡るフォトハンティングラリーのあとのレストランたんぽぽでご馳走になったのは重厚でコクのあるビーフカレーでした。
今日の昼食もカレーづくしで深みとコクのあるグリーンカレーです。
お店が最近テレビに取り上げられ週末、日曜日は特に混雑し我々の到着が40分遅れかえって良かったのかもしれません。
波長がぴったり合っています。
手作りパンがまたとても美味しく立ち寄ると全てを買い占めて帰る人は下の写真から外しました。

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すっかり寛ぎグリーンカレーにサラダ、コーヒーそして美味しいパンを全て食べ尽くしました。
集合写真ではパンの代わりによく似た色で買い占めた量ほどのボールを抱えています。

次回八千穂レイクで開催される6回目を迎えるポルシェウィンタートレーニングは3日目の夕刻に佐久穂町観光課と共催で海瀬の丘に建つ茂来館で伝統文化とクラシック音楽の演奏会を開催します。
“和と洋の伝統に親しむ夕べ” と題し、昨夜の懇親会に出演頂いた下諏訪町木遣保存会の皆様方とクラシックギターとクライネットの演奏会です。
八千穂レイクで開催される氷上トレーニングは5回目を迎えますが、毎年お世話になる町民の皆様に新年の夕べのひとときを、小、中学生から大人までが聞いて参加する楽しい演奏会にお招きすることとなりました。

この演奏会を開催するにあたり多岐に亘りご指導頂きました佐久穂町とハーモナイズの佐々木ご夫妻、呼びかけに協賛頂きました地元の企業の皆様に心から感謝を申し上げます。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 810
2013.11.25

国産カメラを使用し全自動で写した写真とドイツ製カメラを使い手動で写した晩秋の白駒池と原生林の写真を掲載しました。
穏やかな風が吹くと透明ガラスのような水面は磨りガラスのように微妙な変化を繰り返し見ていて飽きることがありません。
右写真の池の中央から手前が小海町で、山裾は既に落葉した白樺林の向こう岸が白樺の群生日本一を誇る佐久穂町です。
トウヒ、ウラジロなど常緑樹の原生林の小海町の池畔から眺めると白い樹皮と茶の梢をあらわにした白樺が俄に曇り始めた空と鉛色の水面に溶け込み晩秋のもの寂しい雰囲気を心ゆくまで味わうには最適です。

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白駒池は大石川に注ぎ東信の佐久平で千曲川となり、北信の善光寺平で上高地を流れる梓川の上流、槍ヶ岳を源とする犀川と合流し日本で最長の信濃川となりますが、その源流のひとつ白駒池の周囲と原生林です。

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苔むし鬱蒼としたトウヒの原生林は北八ヶ岳の大きな特徴で梅雨開け後、緑一色の絨毯を敷き詰めたような美しさは登山者の目を見張らせます。
晩秋のこの時期足を踏み入れたのは初めてですが墨色掛かった緑は先程までの好天の景色とは違い重く沈んだ雰囲気で水墨画のようです。

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自然が作り出す神秘的な造形と色彩です。
「写真を見てあれと思いましたが、何に見えます」 と撮影者に問われ返答に苦慮しましたが何に見えますか。

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昨日掲載した苔の案内表示と注意書の看板です。
そして2時間近い原生林の散策を終え駐車場に戻り心なしかホットしたところです。
足は富士スピードウェイのレーシングコースでアクセルとブレーキを踏むとき良く使いますが、連続した石段を15分も歩くのに使ったことはない人が多かったでしょうから、後で脹ら脛が硬くなったのではないでしょうか。
時間調整で良い運動ができ空腹も覚えました。
つづら折りのメルヘン街道をひたすら下り、今日の昼食会場で2ヶ月後の氷上トレーニングでお世話になるフレンチレストラン ハーモナイズに向けエキゾスト音を木遣り唄代わりに逆落としです。

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