ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア １０３６ 2015.09.30
８月最終の週末、ＦＩＡ世界耐久選手権ＷＥＣ第４戦が６０,０００人の観衆が見守るなかで開催されました。予選当日の週末を好天で迎えたニュルブルクリンクの澄み切った空の青と別称にふさわしい少し黄味がかったグリーンのコントラストが美しいです。
道路を隔てた駐車場は、入口に近い場所から既に満車で８月下旬とはいえ日差しは真夏のように強く、日中の気温は２９℃ですが朝夕は寒く、グッと下がり１０℃です。寒暖の差が激しいためかナナカマドの実もすっかり赤くなり、土手の花も夏から秋の花に変わり始めました。
日が昇ったとたん汗ばむ陽気のなか、レース観戦の観客は黙々とゲートに向かって歩を速めます。
歩道橋の上から、今日と明日開催されるＷＥＣの特大ポスターを眺めました。
ブラジルサンパウロ市のサーキットインテルラゴスの改装工事に伴い、代わりにニュルブルクリンクで初めて開催されることとなった記念すべきポスターでしょう。
午前中の日差しが窓辺から差し込み見慣れた床に美しいシルエット投影しています。
約２ヶ月半前の６月１３日スタートした２０１５年ル・マン２４時間耐久レースに参戦し、レース最多１７回目の総合優勝を果たし、チェッカーを受けたポルシェ９１９ハイブリット１９号車です。
レースの勲章とも言うべき無数のピッチや虫を付けたままで、王者に相応しい風格で展示されていました。
次回に続く
