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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 738
2013.03.26

ポルシェクラブは全国に25を擁し自動車クラブとしては国内最大規模を誇ります。
その1割の会員が集うポルシェクラブ六本木は、今回で3回同じお台場のベイコート倶楽部を利用して総会を開催しました。
その大きな理由は都心に近く開催日の土曜日も仕事の都合で休みを取れない会員のため仕事を終えた後で参加できる至近距離で廣い駐車場を有し車で参加できることが大きな特徴です。
総会後の2次会、3次会会場も貸切で使え、翌朝は中空の露天風呂で日頃の疲れを癒やして朝食を済ませた後のチェックアウトが昼の12時ですから充分ゆとりをもった時間が過ごせるからです。

副会長で司会をかね加藤さんの開会の辞で総会が開始しました。
定足数の確認と議事録署名人選出は風邪気味の小林会長があたりました。
今期2012年度活動計画報告は新任理事の祖母井さんが担当しました。

総会総会




2012年度期中の会計報告は数字に精通した副会長の加藤さんが担当しました。
ポルシェクラブ六本木創設以来初めて赤字の収支報告となりましたが、その要因はいろいろ考えられます。
書けば赤字の収支報告書を作った言い訳になりますから敢えて報告はしません。
2012年度の会計報告を壇上で発表する副会長の加藤さんのご苦労は察してあり余るものがあります。
ご苦労様でした。
ふるっぱの感想でした。

続いて来期の会長、副会長、理事の選任をポルシェクラブ六本木の生き字引であり会創設期から理事を務める山田 久さんが発表しました。

総会総会




式次第に沿って2013年度の活動計画案の発表は最も遠方から毎月第1土曜日に開催される理事会に大阪から参加される大鹿さんが担当で発表しました。
今期は13イベントを組んで消化しましたが、来期は3イベント少ない10イベントとし、あと2イベント程を都内で食事会を予定している旨、付け加えられました。

ポルシェクラブ六本木が目指すところと題しニュルブルクリンクで開催されるスポルトファーシューレ海外版に2年連続で参加している曽根さんが挨拶に立ちポルシェ哲学およびポルシェ文化の普及とモータリングおよびモータースポーツに対する興味の喚起と題しクラブの目的と主旨の挨拶がありました。
会員の経歴は多岐に及び要望も多様ですから今後知行合一のクラブ運営は欠かせません。 

総会総会



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 737
2013.03.22

ポルシェクラブ六本木25周年総会が、去る3月16日(土)18時30分から開催されました。
会場となったお台場の東京ベイコート倶楽部の懇親会会場です。
パーティー前のセッティング時に下見で入室しました。
会場には2面スクリーンが備えられ下準備は完了していました。
丁度2ヶ月前の1月17日から開催された八千穂レイクの氷上トレーニングのドリフト走行時のミューについて数値と実技の検証を平易に解説し来年開催予定の第6回目に向けた告知をするため準備しました。

講師はいつもの通りDr.原中さんにお願いしました。
そのリハーサルでパソコンのデータを投影したところです。

総会総会



経費をかけず会場の雰囲気を演出するためパソコンを自在に使いこなす副会長の加藤さんが制作したプロジェクター用の画面です。

定刻18時30分にポルシェクラブ六本木の総会が開催されました。
司会は加藤副会長が務め式次第に沿って開会の辞、議事録署名人選出、今年度の活動計画、同会計報告の順に議事は進行しました。

昨年は15時から同じ会場で上田惇夫先生のドラッカーのマネージメント利益は目的ではない、継続の条件であると題しての講演があり、参加者は90名程になりましたが、今回はその半数を切る38名の参加者で総会は活発な意見交換がなされたのは大変有意義でした。

総会総会



一昨年からポルシェクラブ六本木は北ドイツ自動車連盟と共催でポルシェ乗り憧れの地であり、ポルシェ乗りで知らぬ者はいないニュルブルクリンクノルドシュライフェとグランプリコースを含む全コースを使用してのスポルトファーシューレが開催され日本から多数のポルシェ乗りが参加しました。
5日間に亘ってブレーキとアクセルを連動させたハンドル操作を体験から学習しました。

ドイツでポルシェクラブ六本木がこのようなイベントを開催した場合、付加価値税19%から事務手数料を差し引いた税金が返還される制度の返戻金が一昨年分も加えまだ戻ってきていないため通年のイベントで創設25年にして初めての赤字が発生しました。

総会総会



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 736
2013.03.20

小春日和の2月下旬、ポルシェのテスト走行を兼ね東関東自動車道を東に走りました。成田インターチェンジを過ぎると交通量は著しく減少し高速道路の終点まで20km余、快適な走りを堪能しました。
数日前まで寒さ続きでしたから今日の陽射しは特別に暖かく感じられ大栄、佐原香取を過ぎ潮来に至る利根川に架かる橋梁では前後に車輌の姿はなく快適なテストドライブを楽しむことができました。

今年の冬のように寒い年は亜高山地帯でも良く見られる風上に向け岩やシラビソに強風で雪が附着し成長した状態の “海老の尻尾" によく似ていたので思わずシャッターを切りました。

おびただしい量の高級食材が一面に並べてあります。

 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子



フカのひれが簀の子の上、一面に並べられ天日乾燥されています。
左は氷の入った大型プラスチック容器から水揚げされたばかりの状態でやはり天日乾燥中です。
ひれを取るためフカ漁をするのかと思ったら間違いで鮪のはえ縄漁の網にかかって揚がった個体だそうです。1日におおよそ200匹ほどが掛かりヒレで100kgから300kg程の水揚げだそうですが全量がこの加工所に入荷するそうです。
ここ銚子には同業が10軒ほどあったそうですが近年漁獲量が減少し今ではこの加工工場だけになったそうです。
                                                                           
 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子



大量のひれが天日干しされていますがフカひれの姿煮と云われる部分は背びれ左部分の縦6cmから8cmで横14cmから16cm程の部分だそうで1枚6千円で取引されるそうです。
値段を聞くとここに干されている枚数は何枚ですかと聞きたくなるのをグッと堪え思わず顎で数えてしまいそうです。

フカひれとして商品化した姿煮の食材ですがお札に見えるのは私だけでしょうか。
因み社長のお名前は深作さんで社名は深作加工所でした。

 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 735
2013.03.11

東海道の城下町小田原にある国登録有形文化財 “だるま料理店" です。
明治26年1893年創業で今年で丁度150年を迎える老舗で創業者の名字が達磨(タツマ)で、だるま大師の縁起に因んだ屋号だそうです。
最初の建物は大正12年1923年の関東大震災で倒壊しましたが、3年後の大正15年(昭和元年)1926年網元であった二代目が鰤(ブリ)の大漁で得た資金を元手に再建し現在に至っているそうで堂々たる日本建築は文化財の風格を漂わせています。

 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子




なぜ小田原の “だるま料理店" かと云うところから話を始めるべきですが、この頃ようやく修理が完了したポルシェが関連していますので後で紹介します。

 “だるま料理店" を訪ねたのは2月の連休なか日でしたから道路事情を考慮し10時にムラタチューンを出発しました。ナビの案内だと2時間30分程かかるようでしたが予約の13時より大分早めに到着したので一人でゆっくりと建物を見学することにしました。
柱は檜で2階の個室に上る階段は欅の一枚板で廊下は松ですが縁甲板ではなく大きい一枚板が使われてピカピカに磨き込まれ、あまりの美しさに用意されたスリッパを履かず客室に案内してもらいました。

唐破風の入母屋造りの玄関には鶴の懸魚(ゲギョ)が掲げられていますが蔦温泉もやはり鶴で、めでたいことの象徴として千客万来と大漁を意味するのでしょうか。

 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子




昨年の暮れも押し迫った12月29日からエンジンの組み付けを開始して約1ヶ月経過し完成したポルシェ997ターボです。
駆動系、足廻りのテスト等の点検をした後お客様にお渡しします。
この車の前はポルシェ964カップカーでテスト走行で500km位走ってから修理ヶ所のチェックをするため小田原まで試走し、ついでに旬の地魚食べさせる “だるま料理店" を訪ねました。
老舗の風格と料理は勿論そのおもてなしに満足し東名自動車道が渋滞しないうちに帰路につきました。


 ダルマ・銚子 ダルマ・銚子



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 734
2013.03.10

昨日八千穂レイクから帰京し浅草ビューホテルで4日ぶりに荷を解いたウォルフガング・カウフマンさんは休む間もなく一人で出掛けて行きました。
昨夜からの雨が降り続く1月22日(火)車で出掛け11時前に段ボール箱を手にムラタチューンに戻って来ました。

昨日八千穂レイクから東京に戻りその足で浅草寺境内の仲見世に出向き購入した土産が入った段ボール箱を提げていますが、これをドイツに送ってほしいとの要望です。
さあ中身が何だか分かりますか。

カウフマンさんにニュルブルクリンクや八千穂レイクのトレーニングでお世話になったポルシェ仲間なら、えっ本当に買ったのとあきれて驚く買い物でドイツ人がこれを日本のお土産だと云われプレゼントされても困惑するでしょう。
既に自宅には50点以上ありカウフマンさんならではの蒐集品でその中で最も大型です。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




昨日お世話になった岡山教授は大学の授業で代わりに今日の通訳はニクソン冬子さんにお願いしました。
昨年10月に5日間にわたり開催されたニュルブルク週間と一昨日まで八千穂レイクで行われたポルシェウィンタートレーニングの感想を聞き反省会を行いました。
言葉の壁は問題が生じなければ障害になりませんが、ドイツ語が解るだけで通訳を依頼したなら伝えるべき内面的な意図が間違って訳され通じないばかりか、大きな誤解が生じる結果となります。
一旦こじれるた問題を究明するために双方が胸襟を開いて話し合い理解するまで知恵と努力と熱意を必要とします。
問題を生じないため通訳の人柄と教養が大切なのは云う迄もありません。

昨夕の岡山教授、今日はニクソン冬子さんが4時間半に及ぶ通訳で全ての課題が氷解し羽田空港に向け出発することとなりました。
誤解が解ければ転換の早いカウフマンさんのことですから、次はいつ日本に来れば良いか今決めようと迫られることになり日本贔屓のカウフマンさんに4月の新年度には予定が決まるので、それまで待つよう説得するのに苦労しました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




首都高速駒形料金所から箱崎ジャンクションを経由し湾岸から羽田空港国際線まで30分かからず着いてしまいました。
前回6月の来日は夜半の出発便でしたが、今回は15時過ぎで香港に立ち寄ってからドイツに帰国するそうです。

日本のポルシェ乗りからプレゼントされた沢山のお土産をスーツケースに富士山のカレンダーは大事に保管し勇躍発っていきました。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング


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