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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 964
2015.01.30

ウォルフガング・カウフマンさんがハンドルを握るのボクスターは地を這うような安定した走りで上信越自動車道を松井田から軽井沢を経て碓氷峠を瞬く間に登り切りました。
先行するボクスターとベンツのワゴンとの間に距離をおいて走るランドクルーザーを待っため、佐久平SAで休憩をとりました。
明日から始まるポルシェウィンタートレーニングのサービスカーとして、このために新調した通称ランクルのオーナーは他にカイエンと964RS、GT3を所有し前回はカイエンで参加しています。

ボクスターのボンネットに50周年のステッカー貼ったクレーマーポルシェのトップドライバーのカウフマンさんです。
昨年に続きウィンタートレーニングに参加されたジグフリード・シャラーさんと大鹿さんですが、3人とも薄着のままでも寒くない穏やかな気候です。

氷上トレーニング氷上トレーニング




30分ほども待ってようやく追いついたランクルを先頭に直ぐ先の佐久ジャンクションから終点の佐久南インターに向かいます。
正面の浅間山の頂きは純白の薄化粧を施した上に灰をまいたような斑をなし、墨でなぞったような麓はモノトーンでコントラストが美しいです。
この分岐から佐久穂町に向かう終点までは2車線の対面通行ですから追い越しはできません。

途中、今回のイベントの折込広告制作でお世話になった佐久印刷所をカウフマンさん、シャラーさんを含む全員で訪問し、臼田常務さんと来期に向けた制作をお願いしました。
何を企画し何ができるか、お読み頂いた皆さん想像してみて下さい。
近いうちに再度訪問し打ち合わせを行いますが、きっと皆さんに気にいって頂けます。
できあがりが今から楽しみです。

氷上トレーニング氷上トレーニング





13時過ぎ今回も氷上イベントで連日お世話になるフレンチレストラン“ハーモナイズ"に全員到着しました。
練馬インターから入りランクルの更に後方を追走して来た3台4名と用賀インターチェンジから御殿場経由で中央道須玉インターチェンジを経て来た1台2名が加わり13名の賑やかな昼食となりました。
めいめいがアラカルトで料理を注文しましたが、明日からは連日30人が一度に食事をとるため菜食主義のカウフマンさん以外同一料理でスープとサラダ、コーヒーに統一し食事の時間の短縮を図りました。
しかし、それも神頼みであることを後日実感することになります。

食事の後、佐久穂町庁舎に小林議長さんをお訪ねし、明日から八千穂レイクで始まるウィンタートレーニングの報告を兼ね表敬訪問をしました。
議長さんと親しく挨拶をされる津々見校長先生とシャラーさんです。

氷上トレーニング氷上トレーニング



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 963
2015.01.24

第7回ポルシェウィンタートレーニング開催を前にドイツからウォルフガング・カウフマンさんとジグフリード・シャラーさんを迎え、瞬く間に2週間近くが過ぎました。

1月12日(月)にフランクフルト空港を発ち、約24時間を経過後の1月13日(火)19時に浅草のホテルに到着し、歓迎会に参加頂いた時のシャラーさんです。
アムステルダムの到着便が遅れたため、成田行きは既に発った後で航空会社が手配した上海経由で来日というハプニングに見舞われました。
アムステルダムから上海に向かう機内でお詫びにチョコレートが出たと、にこやかに到着が遅れた理由を説明するシャラーさんです。
疲れた表情も見せぬタフさと笑顔を絶やさぬ態度は人柄をしのばせます。

今回開催の氷上トレーニングにご協力を頂きく皆さんをお招きしての歓迎会です。

ウィンタートレーニングウィンタートレーニング




翌日、14日(水)9時には先発隊全員が集合し、写真のボクスターはカウフマンさんがハンドルを握り、同行のワゴンと写真のランドクルーザーの後部座席には、カメラや参加者に配る資料等、その他は無蓋の荷台にロープを掛けなくてすむよう隙間なく積み込みました。

ウィンタートレーニング氷上トレーニング




積み込みには、このような努力をして、全ての荷物が走行中に風で飛ばされぬよう荷台にパズルのように綺麗にはめ込みました。
出発間際にカウフマンさんが一旦ボクスターのフロントに積んだスーツケースを積んでほしいと持ってきたので、「おいおいもう積むとスペースなんかないよ」となりました。

氷上トレーニング氷上トレーニング




防錆塗装を施したパーツを乾燥させるるのに使うS字ハンガーをランドクルーザーの後部牽引フックに引っかけキャスター付きのカウフマンさんのスーツケースは、これで牽引して行くが、それで良かったら運んでやるよとカウフマンさんに説明した時の写真です。

ひとしきり騒がしい壮行会?後、先発隊8名の集合写真です。

氷上トレーニング氷上トレーニング



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 962
2015.01.12

2014年最後のスポルトファーシューレは10月に続き富士スピードウェィのレーニングコースで今期4回目が開催されました。
10月も好天でしたが、12月に入ってこのところ連日安定した天候で燦々と差す日差しは小春日和を思わせる暖かさでしたからレーシングコースを走るには最良のコンディションでした。
そんな好条件の下で44台が参加しましたが、その中で特色ある何台かをご紹介いたします。
写真をご覧頂き車種が分かり頂けますでしょうか。

空冷最後のレーシングカーとこのイベントに合わせて納車されたばかりの991GT3です。

FSWFSW



ご存じのカーボンボディーのカレラGTと今や新車の時より高価になった新車同様の美肌を誇る赤の964RSでドライバーは女性です。
撮影はいつも道り菊池一仁カメラマンです。

FSWFSW



シルバーの993GT2は下回りまで綺麗に手入れがなされ新車同様です。発売から既に20年経ちますが絶大な人気を誇る名車となりました。
日本ではRSスポーツと云われるロールバーが装備された964RSです。生産国ドイツではM003の名称で呼ばれています。
ロールバーが入ったボディーは964カップカーと同じです。

ポルシェクラブ六本木が主催するスポルトファーシューレにはポルシェ歴代の名車10台以上必ず参加し、それぞれがポルシェクラブ六本木ならではのハイレベルの走りを披露してくれます。

FSWFSW


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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 961
2015.01.08

午後7時閉店、ポルシェクラブ六本木主催の日独親善懇親会は恒例の自己紹介が時間の許す限り行われました。
職業、医師、シトゥッガルト在住、
こんな太っ腹でいいんでしょうか。
帰国したら肉は週1回にして、晩酌のバイゼンビアーもジョッキー1杯ぐらいにすれば医者いらずなんでしょうが・・・
ドイツは7年くらい前から週1回肉抜きデーで魚を食べ、健康管理をしようと国が呼びかけ推進しているようですが・・・
推進すべき側の人を見る限り自前の立派なエアーバック装着者ですから効果のほどは疑問です。

野口野口



浅草見物が終わり、ホッとしたのも束の間、見ず知らずの日本人が現れ何を言っているのか解らないまま、いきなりタクシーに4人ずつ詰め込まれた。
言葉も訳も分からないままタクシーは走り出し、てっきりこれは拉致されたかと思ったと冗談話をしています。
そんな突飛な挨拶をして頂いたDr.ハイドラルさんには大変失礼ですが、こんな“トド”みたいなおじさんを拉致して・・・と叫びたかったのですが、何と言っても初対面ですから、グッと心に留めました。

懇親会の予約時間は16時半でしたが何とか15分遅れですみましたから、4人掛けのテーブル5脚にツーリング帰りのポルシェ乗りを1人ずつ座らせ席を確保するマナー違反をせずすみました。

野口野口



上州は草津の湯の楽しい思い出をDr.ハイドラルさんが頭に手拭いと桶ならぬ先ほどまで蛸の入っていたボールを乗せ、ご夫妻で語ってくれました。
湯もみ、入浴の仕方を面白おかしく語っていますが、温泉巡りで草津温泉を訪ねたのはDr.ハイドラルさんがシトゥッガルト出身の医師でシトゥッガルトから北へ20kmのビーティックハイム・ビッシンゲンは草津と姉妹都市で来日時の昨年50周年を迎えたからです。

草津温泉の名を日本とドイツに知らしめたビーティックハイム・ビッシンゲン出身のエルヴィン・フォン・ベルツ博士を敬愛するDr.ハイドラルさんが草津を訪ねたのは当然の成り行きだったのです。
ベルツ博士が荒井ハナと結婚した明治11年頃から草津温泉を訪れるようになり、温泉の成分を分析し、正しい入浴法を指導すると共に保養地として最も適し、もし草津温泉がヨーロッパにあったらどんなににぎわうだろうと、私費を投じ5,700坪の土地を購入して公衆風呂を作り、草津温泉を世界に紹介しました。一般的には“ベルツ水”としてその名を今に残すベルツ博士ですが、ハナさんと冬季草津温泉に滞在中、旅館の女中がヒビ、アカギレに苦しんでいるのを知り、植物油から「石鹸」の製造を指導し、その過程で生成されるグリセリンと日本酒のアルコール成分を主原料とた誰もが簡単に作れる“ベルツ水"を作り普及したことで一般的には有名です。 
明治9年に日本政府の招聘で来日し、東大医学部の前身である東京医学校で26年間教鞭をとり、退官後は宮内省の侍医として明治天皇と皇太子の健康管理に従事、日本国民の保健衛生の向上に多大な功績を残し顕彰を称え博士の生地であるテイッヒハイム・ビッシンゲンと姉妹都市となりました。、

野口野口




最後にドイツ人全員が日本風に云うと替え歌を合唱したあと、閉店間近な店頭で記念撮影をして散会となりました。
5月シトゥッガルトの東京ダイニングでの再開を約し・・・

野口野口



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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 960
2015.01.06

刺身、天ぷら、すき焼き、 主にこの3種類は海外から日本を訪れた人が食べたいと思う和食で日本人が年より若く長寿なのは、肉より魚や野菜、特に根菜類を多くとる食文化がバランスの良さに通じると、10年ほど前からドイツでも日本食が注目されています。
日本に来てこんな美味しく新鮮な刺身と天ぷらを東京の下町、東京スカイツリーの直ぐ近くの魚やで食べられるとはドイツから来た皆さん誰もが想像をしなかったでしょう。

11月4日(火)連休明けに成田空港に到着し、日光東照宮の観光を皮切りに、その後は上州と信州の温泉巡りを続け皆さんすっかり日本びいきの温泉通になりました。
最終日の今夜は、とびきり美味しい素材そのものを生かした和食の極み、いろいろな刺身と新鮮な魚、野菜の天ぷら丼です。
自分の注文した食事が運ばれテーブルにのると、あちこちのテーブルでシャッターを切る音が聞こえます。

野口野口




新鮮、旨い、手頃な価格、そして豪快な量において抜きん出た“まぐろ”を主体にした築地魚河岸に本拠を置く仲買の鮮魚店です。
オーナー店長は若く独身、ドイツからのお土産、クリスマスカレンダーのチョコレート、クッキーの袋を抱えポルシェのチョコレートを掲げ記念写真におさまっていただきました。
毎週木曜日と祝日が定休日で連休の場合は営業をして、振り替えで水曜日、木曜日が休業の場合があります。
昼食は平日でも店の外で順番を待つのが大変ですから行きません。
そして営業時間が変則なのが特徴です。
昼食は他の店と同様の営業時間ですが、いわゆる夜の営業はなく15時30分から19時までです。
そんなこともあって昼食は食べに行きませんから、必然的に16時過ぎ昼食と夕食を兼ねてをとるようになりましたから、数年前から1日2食となりました。以上余談ですが、この店についてあまり詳しく書くと夕食を兼ねた昼食すらとれなくなりますから、これ以上詳しく書きません。
この店の詳細をお知りになりたい方はムラタチューンにお問い合わせ下さい。

野口野口



インコのような仕草の日独のヒゲおやじが二人・・・
和気藹々のヒゲ自慢、これぞ本物の国際親善なんでしょう。
ドイツ人にすれば僅かばかりのアルコールと旨い魚料理で、この盛り上がりがりです。
日独二人のヒゲ面おとこの満面の笑み・・・
顔かたち、太っ腹?なところなどなど、それに体型が良く似ています。

野口野口


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