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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 511
2011.11.30

10月7日(金)開催されたポルシェクラブ六本木のスポルトファーシューレ海外版の天候はニュルブルクリンクノルドシュライフェを走しっている間、霧雨、曇天、霧雨、時々薄日とめまぐるしく変わり、その様はノルドシュライフェのコース同様に変化し緊張が途切れることはありませんでした。
燃料補給のためニュル屋で給油中、仲間との談笑の合間が唯一の休憩時間で緊張した心が解き放たれる瞬間のポルシェ乗りが多かったはずです。

そんな思いの走り込みも16時でコース入場は終了し16時30分から17時まで30分かけニュルブルクリンクのコース責任者とウォルフガング・カウフマン校長、ポルシェクラブの3者が立ち会いでノルドシュライフェ全周の点検を終了しコースの返却をしました。14時頃から急速に天候は回復し、西に傾き始めた日が差し始め走行が終了した頃には天候は回復しまた。
これだけの日本人がニュルブルクリンクのデビルディナー周辺を賑わすのはノルドシュライフェの歴史で始めてのことです。
約80台が参加するトラックディが無事故で終了したことも多分初めてのことでしょう。
デビルディナーの店内で緊張から解き放たれた心地よい寛ぎと無事故で走り終えた安心感と満足感にひたるポルシェ乗り達です。

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カウンターには糖分補給のためのケーキが沢山並んでいます。
ドイツの人達は更に糖度を増すためケーキ トレー中央のボンベの生クリームをたっぷりかけて食べます。
しかし良く見ると肥満防止のため何やら注意書きが添えられています。
舌なめずりするドイツ人ポルシェ乗りの顔が思い浮かびます。

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レストラン デビルディナーの店内は天井まで張り巡らされた西側のガラスから午後の日が差し込んできました。
季節の変わり目のアイフェル高原の天候はこんな皮肉も交えています。
仮にもしこの天候が逆であったなら、ここに集まっているポルシェ乗りの笑顔は見られなかったでしょう。
トラックディの事故率は5%です。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 510
2011.11.29

ポルシェクラブ六本木主催のスポルトファーシューレ海外版 ニュルブルクリンクノルドシャライフェのトラックディが始まりました。
明け方から8時頃まで雨と間断なく霧雨が降り注いでいましたからコースはウェットです。
参加されたポルシェ乗りの皆さん写真の場所がコースのどこかお分かりになりますか。最高速で左に緩いカーブの後、上りコースを左、右とS字が連続しエスケープゾーンが全くない左カーブの後、直ぐまたに直角のカーブです。
ハンドルを握っているとほとんど分からない高低差をファインダー越しに見るとこんな画像となります。
単独走行あり、編隊走行ありで、この写真を見ると当日の楽しさが思い出される画像です。

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午前中休みなく走行し続け13時から昼食です。
デビルディナーのあるツーリスト走行ゲートからコースに入るには左手首に巻いたグリーンのリストバンドを係員に見えるよう掲げると入場できます。
休憩せずガソリンがなくなるまで走るならばポルシェで6周が限度ですから一旦退場を余儀なくされます。
再入場時はグリーンのリストバンドを見せることで入場可能でバンドにはポルシェクラブ六本木とローマ字で印刷されています。

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当初昼食はデビルディナーでとる予定でしたがイベント直前になって宿泊ホテルの斜向かいのブラウハウスに変更となりました。
ここへの入場は赤いリストバンドを見せると入れます。2階を貸し切っての食事はあまりにも広すぎ戸惑うほどです。100人を越す参加者の休憩と食事、お茶をまかなうのはデビルディナーでは手狭でしたから少し離れていますがブラウハウスにしました。
ゆったりとした空間は日本ではなかなか味わえない貴重なスペースです。
一角にスパゲティーからスープ、サラダ、パン等あらゆる料理が並んでいます。
日独両校長に食事の後、カメラに収まって頂きました。
スポルトファーシューレ海外版はニュルブルクリンクノルドシュライフェを知り尽くしたウォルフガング・カウフマンさんが校長です。
さあ、これから午後のトラックディが開始します。
参加者はめいめいデビルディナーのあるツーリスト走行口に移動して行きました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 509
2011.11.28

10時を過ぎると霧雨も止み曇り空となりましたが気温は合い変わらず7℃と低くコースはウェットです。
ラルフ・バーステッドさんが挨拶をされた後、4日(月)から開催されたスポルトファーシューレの初日、かる鴨走行でお世話になったパール・マーティンさんが走行上の注意事項を説明しました。
天候状態と今日は日本のポルシェクラブとの混走でリアウィンドーに黄色のテープで “L”と記されている車の追い越しには充分注意するように特に念入りな注意がありました。

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日本の参加者は かる鴨走行に出掛け椅子の空きはあるのですが、今朝6時にホテルを出発したため朝食は抜きでした。テーブルの上には今朝ホテルで貰った朝食のサンドイッチとジュースが入ったカートンがそのまま置かれているテーブルを急いで片付け着席して貰いました。
カウンターに沿って寄りかかるような姿勢でドイツのポルシェ乗りの皆さんがブリーフィングに参加しています。その中の何人かの知り合いがカメラを向けると笑顔で応えてくれました。次回の開催はもっと双方の交流ができたなら更に多くのドイツのポルシェ乗りと親交を深めることができるはずです。

昨日のブログにも登場した写真手前のポルシェのインストラクター ティモ・クルックさんがこのmailを読んで素晴らしい便りを送ってくれました。その内容については次ぎの機会のお楽しみとします。彼のドライビングテクニックの素晴らしさはニュルブルクリンクグランプリコースにおける後方追尾で撮影したムラタチューンの動画にも登場しています。ぜひご覧下さい。

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7時から開始した日本から参加した皆さんへのブリーフィングは旗の説明は既に知っているので省略しましたが、決められた通りドイツ流にそして几帳面にマーティンさんが説明しています。

テーブルのあちこちにスポルトファーシューレ海外版に参加した同伴者が待機しています。事務局の担当者は書類の整理や手当すみの昼食の人数確認等で休む間はありません。
ポルシェクラブ六本木はイベントの企画段階から開催まで、全て手作りで外部に委託することはせず、参加者の参加費を少しでも安くし、かつ特色あるユニークなモータースポーツイベント、スポルトファーシューレの開催を心がけています。
ここで紹介したドイツ人のポルシェ乗りが来年新春の1月19日から4日間八千穂レイクで開催するポルシェウィンタートレーニングに何人参加してくれるでしょうか。今から楽しみです。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 508
2011.11.27

10月7日(金)ポルシェクラブ六本木の皆さんが8時にアントニオスブッへからスタートしノルドシュライフェの重要セクションでは車を停めブリーフィングを繰り返しながら9時少し過ぎにスタート地点のツーリスト走行口に戻ってきました。
スポルトファーシューレ海外版の開始前に集中的に開催された最後のブリーフィングを終えた後、少人数に別れかれ、かる鴨走行がスタートしました。
一方デビルディナーの店内は9時30分から地元ドイツで募ったポルシェ乗りの皆さんの受付が開始しましたが、この方達は11時からフリー走行に参加します。かる鴨走行をしている日本から参加したポルシェ乗りはこの時点から40名の地元の参加者と混走となります。
以前のブログに既に書きましたが、ニュルブルクリンクの事業母体が一昨年の12月4日に精算事業体となった後、使用料が著しく値上げされ30名の参加者ではとても使用料の吸収は不可能なため地元のポルシェ乗りの皆さんの協力を仰ぎ開催にこぎ着けることができました。
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ドイツのそしてニュルブルクリンクに関わる関係者の皆さんの協力なしこのイベントは成立しませんでした。改めて協力下さいました方々に感謝申し上げます。
スポルトファーシューレ海外版の蓋を開けて見たらやはりデビルディナー店内には沢山の知り合いの方が応援に来てくれていました。
ポルシェAGのインストラクターも顔を出してくれました。
元マンタイレーシングのエーアント・シュミット副社長もその一人です。

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2011年9月29日、30日に開催されたポルシェドライビングスクールのインストラクター ニコ・カストップさんと2008年のインストラクター ティモ・クルックさんも来てくれました。久々の再会とポルシェAGのインストラクター同士の顔合わせ、その偶然は何かの縁でしょうか。
そしてラルフ・バーステッドさんとポルシェ仲間の輪が次ぎ次と広がっていくのは素晴らしいことです。こうした交流が人の輪となって大きく堅く結ばれ更に新たなる交流へとつがなって行くのが理想です。
それを形成するためにはお互い真摯でなくてはなりません。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 507
2011.11.26

今日発売になった自動車専門誌GENROQ1月号に最初の写真に似たアングルで掲載さた写真があります。
ポルシェクラブ六本木主催のスポルトファーシューレ海外版の取材に日本から2社同行頂きました。
7時を少し過ぎ、辺りはうっすらと明るくなってきました。今回日本からの参加者は29名でこれではとても費用をまかない切れないため、地元のドイツでもポルシェ乗りの参加者を募集し赤字の補填に努めました。主旨を説明し何回かの打ち合わせをして40名の方々にご協力頂くことができました。ドイツの参加者を代表してラルフ・バーステッドさんから挨拶がありました。

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昨日の前夜祭で皆さんに紹介できなかったウォルフガング・カウフマンさんの専属カメラマン ミス エスター・ウィンガーさんです。今日は参加者の皆さんと一緒にコースに出て撮影をします。防水防寒具に身を固め完全装備で挨拶をして頂きました。
日本の参加者は8時から1時間コース説明を兼ねスタートしました。
9時から11時まで3時間ノルドシュライフェを占有して、かる鴨走行でコースを覚えます。とは言っても果たして覚えられるでしょうか。全長20.832kmブラインドコーナーは73箇所、登り勾配17度、下り勾配11度ですから、初めてニュルブルクリンクノルドシュライフェを走る人には、あまりにも変化が激しすぎ先の見えない変化に気を取られコースを覚えるのは至難なことです。

1時間以上経過した9時15分スタート地点のツーリスト走行口に戻って来ました。
これから何グループかに分かれ“かる鴨走行”に入ります。
カウフマンさん初めドイツの関係者に“カルガモソウコウ”と日本語で教え覚えてもらいました。
前夜祭のブリーフィングでミハエル・クルムさんから “カ ル ガ モ” それ何?と質問が出ました。日本語を理解するクルムさんは当然知っているとばかり思い込んでいた参加者は知らない日本語もあるのだと驚きましたが、説明すると“OK OK”と直ぐ理解してくれました。

嬉しいことにスタート間近に薄日すら差してきました。
これがアイフェル高原のだまし絵の様なくせ者の天候です。

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かる鴨走行のスタート前に今まで何回も繰り返しているブリーフィングをして、いよいよスタートです。遙か後方ドッティンガーホーへを望むアントニオスブッへから順次スタートを始めました。
11時まで日本人のポルシェ乗りだけのかる鴨走行でノルドシュライフェを専有し、その後ドイツで募集したポルシェ乗りと混走となりますがその受付が9時30分から始まりました。
窓越しにポルシェクラブ六本木の幟が望めます。

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