新着情報

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 343
2011.01.31

明日、1月20日(木)から始まる「ポルシェ ウィンター トレーニング 八千穂」のトレーニング会場のコース設営はとっぷりと日が暮れた17時以降も続行され、18時過ぎに何とか形ができ終了しましたが後方付けを終えてホテルに到着したのは19時30分となりました。日中は穏やかな日本晴れでしたが日没から気温が急速に低下し、ヘッドライトを頼りの氷上コースの設営作業は日本製の防寒靴では、ほとんど用を果たさない迄気温が低下し、指先の感覚は寒でさで痛みに変わりました。

ホテルへ向かう車中でようやく人心地が付きました。氷上に駐車したポルシェのインジケーターの外気温は-11℃で凍結路には雪が積もり、佐久穂町まで下りて4℃上昇しましたが、冬の信州はやはり寒いです。

予定の夕食は30分遅れの20時からに変更し、「ポルシェ ウィンター トレーニング 八千穂」開催日前泊者全員が集まり、明日から4日間開催の氷上トレーニングの無事故と参加者全員が大いに楽しんで頂けるよう乾杯しました。

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ドイツからウォルフガング・カウフマンさんとゲオルグ・フォムバーウムさんを迎え、九州は鹿児島からも一人参加する盛況さで、ポルシェを要にポルシェを愛する「ポルシェ乗り」が集まりました。この後、石川県、地元長野県からも多彩な顔ぶれのポルシェを愛する皆さんが参集してきます。

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「ポルシェクラブ六本木」会長の小林さんの挨拶の後、カウフマンさんの挨拶と明日から開催されるコースの説明がなされ参加者は心の引き締まる思いで聞き入りました。続いてフォルムバーウムさんの自己紹介を兼ねた挨拶し、その人柄がにじみ出ていて誰しもがほんのりと心温まる思いになったのではないでしょうか。
明日は6時30分から朝食をとり、7時半にはホテルを出発です。22時過ぎまで2時間半続いた歓談は明日の予定を考慮し解散しました。

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1月20日(木)朝食は和食ですしたが、きれいに食べ時差ぼけは残っているのでしょうが、ご満悦のフォルムバーウムさんです。カウフマンさんは既に八千穂レイクに向かい発ってしまいました。早朝東京を発ちホテルで朝食のみるとる参加者もいて、何となく慌ただしい時間です。出発30分前に撮影しました。八千穂レイクに向かう途中の国道18号の表示板は-9℃です。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 342
2011.01.30

今日は昨年10月27日(水)、28日(木)の2日間に亘り開催された「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」の最終回を掲載いたします。
「ポルシェ乗り」の皆様に「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」の雰囲気を少しでも知って頂ければ、これに勝る喜びはございません。

ポルシェに乗られる皆様は、既にこのサーキット名はご存じのことと思いますが、自動車とその関連パーツ開発の聖地で世界中のモータースポーツ ファンが、心の片隅で一度は訪れてみたいと思っていると確信しています。しかし、日常の仕事に追われ行くための時間的制約が障害となり、躊躇している方も多いのではないでしょうか。

限られた時間で、ここを訪れツーリスト走行で10周、20周いや50周走っても「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」のコースを完全に覚えることはできないでしょう。

そこで今年の9月中旬以降に、このコースを1日貸り切って日本からこの聖地を訪れることのできる時間的余裕とこのコースに興味のある「ポルシェ乗り」の皆様を万全の準備でお呼びしたいと企画いたしました。一度「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」を走ってみたいと思いながら、踏み出せない方には絶好の機会です。フランクフルト空港からニュルブルクリンクへ移動のリムジンバスもホテルも既に確保いたしました。
参加を希望される「ポルシェ乗り」と「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」を経験したいと思われている「いつかはポルシェをと思われている」皆様も、今からスケジュールの調整をお願いします。

そして引き続き以下の記事をお読み頂けますと幸いです。

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“デビル・ディナー” の店内は参加者とポルシェAGの関係者で一杯です。昨日と今日の2日間に行われた「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」の講評が行われています。集まった参加者は無事イベントが終わり安心した表情でコーヒーを飲みながらリラックスして聞いています。このカリキュラムに参加している人たちはポルシェAGが開催する通常サーキットの「ポルシェ スポーツ ドライビング スクール」を過去2回以上受講し参加資格を得ているか、または北ドイツ自動車連盟が主催し、「ポルシェクラブ六本木」が共催する「スクーデリア ハンセアート」に参加した人たちです。

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講評は20分ほどで終了し、9グループがそれぞれに分かれドライビングの進捗度で表彰式が行われました。帰り際参加者は、それぞれポルシェの担当と挨拶を交わし帰って行き、塩が引くように店内のひと気がなくなり静かになりました。

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昨年9月の「ニュルブルクリンクノルドシュライフェ」です。朝夕の気温は10℃を切りますが爽やかな季節です。今年9月中旬以降に開催される「ポルシェクラブ六本木」主催の「スポルトファーシューレ海外版」の雰囲気を知って頂くため掲載いたしました。参加費は渡航費を除き約2.500ユーロ以内を予定しています。どうぞご期待下さい。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 341
2011.01.29

去る1月20日(木)から4日間「八千穂レイク」で開催された「ポルシェ ウィンター トレーニング」の模様を二日に亘り掲載しました。このイベント期間中ブログをお休みさせて頂きました。10月27日(水)から二日間開催されたポルシェAG主催の「ポルシェ スポーツドライビング スクール」の残り2日分のブログをアップします。10月28日(木)二日目の昼食時間の模様です。曇天、ウェット「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」ツーリスト走行口に最も近い場所が5グループの待機場所です。先頭車両はインストラクターのポルシェ997GT3です。レストラン “デビルディナー” がイベントで貸切時は写真でご覧のように主催者の表示がなされます。

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ストレートコース反対側からのスナップです。今回唯一の参加車輌カレラGTも見受けられます。それぞれのポルシェのカラーコントラストが美しいです。貸切のフリー走行時は各車ツーリスト走行口付近は全速で通過しますが、見えないその先はなだらかな下りで右カーブへと続きます。上段の写真5グループの後方からの写真です。昼食をとるため参加者は全員、車を離れ静かな佇まいの一瞬です。

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「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」と言えば、ここが最も印象深いコーナーで一度このコースの走行を経験したなら、誰しも忘れがたい強烈な印象を心身共に叩き込まれるでしょう。このコーナーひとつ取ってみても世界中どこにも存在し得ないサーキット、それが「ニュルブルクリンク ノルドシュライフェ」です。
美しいアングルの写真です。コーナーを一杯に使って迫りくる2台のポルシェ997の迫力は、排気音までも聞こえてきそうです。

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昨年から “グリーンヘル” の店名が “デビルディナー” と変更になり建物のカラーリングも濃いグリーンから写真のカラーへ変わりました。出される料理も以前に比べ豊富になり、味も改善されたようです。オーナーが変わることはある意味で良いことなのかもしれません。「ポルシェクラブ六本木」がよく利用する富士スピードウェイのレストランも店名はそのままで経営者が変わり、料理の種類も増えたのは利用者にとって嬉しいことです。

レストランのテーブル越しカウンタ仕切の下がり壁のデスプレーが写されています。チェッカーフラックとドイツ国旗の下には一昨年の24時間レースの優勝車輌「マンタイポルシェ997GT3R」の写真が飾られています。テーブルの上に置かれたポルシェのテーブルフラッグと一緒に納まっています。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 340
2011.01.28

午後の陽が長く陰を引く時間になりましたが、ウォルフガング・カウフマンさんの熱が入った試走は続きます。八千穂レイクの氷上にはトレーニングコースが7通り作られましたから、逆廻りをすることで、14コース設定されたことになります。バリエーションを加味すれば40台のポルシェが参加しても全く問題ないところ迄コース作りは煮詰まりました。気持ちよくドリフトをしながら、コーナーを攻めてくるニュルブルクリンクノルドシュライフェのトップドライバー、カウフマンさんです。

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彼のドイツでの愛車は、彼自身が最も愛してやまない空冷の「ポルシェ993カレラ」ですから、同一車種を用意しました。コーナーをインからアウト一杯に雪煙巻き上げ迫ってきますが、通過ポスト近くでの撮影は遠慮しました。風に煽られ頭からシャワーのように雪をかぶるのは明らかだからです。左廻りで正面のカーブを通過しストレートからS字カーブに入ります。

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西側湖岸ぎりぎりまで迫る唐松林が刻々と陰を増し、日陰の気温は急速に低下を始めました。日中陽の当たっている場所でも-5.5℃でしたが風が強いので体感温度はそれ以下に感じます。日陰なった今は更に3℃ほど低くなっています。いつ果てるとも分からない試走をじっと見守る八千穂レイクの管理責任者の市川さんです。このコースを一昨日から一日半かけ作って頂きました。

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3時間以上の試走と再三のコース変更が終了したのは17時近くでした。明朝は7時に会場に入り、氷の状態を見た上で更なる変更をしてからの開催となります。既に唐松と白樺林の上に寒月が昇り、凍えるような寒さが一段と加わりました。明日の天候を保証するような雲ひとつない夕晴れです。できあがった氷上のコースとバックをカメラに納めるカウフマンさんです。ホテルに帰ったあと、この写真を見ながら、また新たな構想を練るのでしょう。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 339
2011.01.28

1月18日(火)16時過ぎウォルフガング・カウフマンさんが京成上野駅に到着しました。約1年ぶりにの来日です。一昨日までドバイ24時間レースに参戦し、ポルシェでクラス優勝しての来日です。猛暑から寒冷の地へと一日で移動して来ましたが、疲れの片鱗さえありません。菜食主義で魚は好きですが、肉は口にしません。鍛え抜かれた身体は筋骨隆々の男盛りといえます。9日の滞在で5日間は10時間近く氷上で、昼食は参加者全員がレストランでとったのですが、彼は持ち帰ったレストランの野菜サンドとジュースか水でとり、休憩時間を入れた昼食の2時間をコース作りに専念する徹底ぶりでした。空港から上野経由でホテルに到着すると直ぐにこの後のタイムスケジュールの打ち合わせとなり、プロとしての仕事の仕方を教えてもらいました。

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北からの強い風、東京の夕空、西から昇った満月まぢかの月が冴えわたります。明後日から開催される「ポルシェ ウィンター トレーニング」の気温と天候を占うかのような美しさです。朝8時、皇居近くのホテルに集合し、首都高速道から関越自動車道を北上し佐久インターに向かいます。途中左に望む富士山を見てから、好奇心の強いカウフマンさんは何としてもそれを撮りたいようで、高坂サービスエリアに立ち寄り500mmの望遠レンズ使って撮影しています。

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佐久穂町に入ってすぐ昼食をすませ、八千穂レイク到着早速に氷上に下り、できあがったばかりのコースの試走を開始しました。右回り、左回り、コースの進入角など湖上に張りつめた氷上を思いのままに走り回り、できたばかりのコースの変更をしていきます。

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設営隊はコースの変更箇所を指摘されると即座にそこに駆けつけ、除雪を行い変更をしていきます。ここに集合した先発隊の捧げている雪かきだけでは、とても間に合いませんから、当然除雪車が用意されています。降り積もった雪は、吹けば飛んでしまうような軽い雪ですが、氷に接した部分は多少水分を含んでいますから、ここにいる人員だけでは、この広い氷上のコースを全て整備することなど無理で、やはり機動性に富んだ機材を導入しての作業となります。
一応コースができた後の細かい修正に更なる時間を必要のするのが、完全主義のウォルフガング・カウフマンさんです。

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