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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 522
2011.12.31

12月24日(土)クリスマスイブにアップした№515の続きです。
今年最も印象深かったスポルトファーシューレ海外版を2011年最後のブログにしたいと思いアップしました。

ポルシェクラブ六本木創設以来最大規模のイベント スポルトファーシューレ海外版を地元ニュルブルクリンクで支えて頂いたRent Race Car のテオ・クリーンさんと奥さんです。ウェルカムパーティーは車の手配と点検で出席頂けませんでしたがフェアウェルパーティーは、ご夫妻で出席頂きました。
5日間の貸し出しで全車無事故で返却したことに感謝の意を込めてと挨拶され参加者全員に記念の楯をプレゼントして頂きました。
次回訪問時に渡せるよう準備しておきますとのことでした。

日本人の参加者は地元参加を2名加えても31名でした。
経費を少しでも抑えるためドイツ、フランス、スウェーデン から39名を地元募集で募って頂いたラルフ・バーステットさんです。
お陰様で大きな赤字を出すことなくニュルブルクリンクノルドシュライフェで初めて開催したスポルトファーシューレ海外版を成功に導く一翼を担って頂きました。開催まで1ヶ月の9月5日に訪独した時の打ち合わせで、40台は集めますと引き受けて頂いた時は“地獄に仏”の心境でした。

マンタイレーシングマンタイレーシング




地元参加者を含む31名中20名がニュルブルクリンクノルドシュライフェの走行未経験と報告した時のウォルフガング・カウフマンさんの驚きの目と顔は今でも忘れられません。

テオさんは10月3日(月)多忙の中、初参加者をマイクロバスに乗せ走行ラインの説明を引き受けてくれました。
初めてノルドシュライフェを走るドライバーのパッセンジャーシートに同乗して頂いたのがADACのインストラクター免許認定委員パウル・マーティン・ドスさんです。
この辺の話になると日本のレベルで理解できないモータースポーツに対する奥深さと認識の開きを感じずにはいられません。

WIGE MEDIA AGの社長が所用で出席できず代理で美しい女性秘書のクリスティン・ミューラーさんが出席されました。
ホテル、バスの手当からニュルブルクリンクとの契約書まで全て手配頂き、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの時は300名限定のVIPルームからレース中のヘリコプターの搭乗手続き、メディア用タバードまで滞りなく手当頂きました。
マンタイレーシングマンタイレーシング




ニュルブルクリンク公認カメラマンのヨッヘン・バンさんです。
今日一日で1500枚の撮影をして頂きました。パーティーに出席頂き参加者全員に配られた名刺の裏にナンバーが記されていました。配布と同数のカードを手元に置き参加者の同伴者がその中から1枚引くことでヨッヘンさんが撮影し編集した写真集や来年のカレンダーを引き当て喜ぶ二人の参加者です。

マンタイレーシングマンタイレーシング




無事故で終了できたことに加えて講評が津々見校長からありました。
いつもの味わいのある挨拶を頂きました。
最後に参加者を代表してダンディーな曽根さんに締めくくって頂きました。
来年また同じ場所での再会を期して。

拙文で途切れがちな「ポルシェパラノイア」を1年間に亘り、お読頂きまして誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

どうぞ佳い年をお迎え下さい。

マンタイレーシングマンタイレーシング



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 521
2011.12.30

ポルシェクラブ六本木が主催するドライビングスクール、ドイツ語ではスポルトファーシューレの名称で今期は4月から初まり今回で5回を数えました。
世界一安全な国際基準の高速サーキット富士スピードウェイをホームグランドにポルシェクラブ六本木は活動を続けています。
この世界一安全な富士スピードウェイで車輌事故が起きることは希です。
ドライバーが余ほど無謀な運転をするか車輌の故障、ドライバーの突然の身体的障害が発生しない限り事故は起こり難いサーキットです。
ポルシェクラブ六本木は開催に際しブリーフィング時に走行上の注意事項として当然のことながら事故防止を最重要課題としています。この事故防止に付随して初心者保護を主眼に謳っています。
ポルシェ乗りの裾野拡大はそれが最も重要です。
初めてのサーキット走行が恐怖と冷や汗であったなら次の参加は遠のくでしょう。リアウィンドに黄色の初心者ラインのある車輌の5m以内に如何なる理由があろうと接近してはならない旨、ブリーフング時に走行規範の遵守を徹底しています。

そのような経験を積んだ結果、世界一安全な富士スピードウェイの高速レーシングコースで微妙なブレーキとアクセルを使い分けハンドル操作でポルシェをコントロールできたならあなたはポルシェの素晴らしさと運転の面白さの虜になるのは間違ありません。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ




その領域にまで行き着くために途中で諦めず根気よく機会があるたびに走り続けることが大切です。
ポルシェクラブ六本木が開催するスポルトファーシューレは安全で誰もが安心してレーシングコースと走ることができる良い機会です。
その一つにまず同乗走行がいつでも可能という利点は見逃せません。
我流でがんばるより同乗走行してもらい少しのアドバイスを受けることでハンドル操作はスムーズになり走行ラインも変わります。少し走れるようになった後のアドバイスがとても大切です。

専有走行でないスポーツ走行は多種多様な車輌でレベルや考え方の違うドライバーが限られた短い時間を利用して混走しますから危険は当然増大します。
スポルトファーシューレとは違い安全に対する共通認識は希薄でしょう。
一般的にはコンマ何秒でも早くと言う認識が優先します。走行はサーキット基準に則って走りますからポルシェをぶつけられても泣き寝入りするしかありません。スポーツ走行の場合、多少走行代が安くともぶつけられたならポルシェの修理代は大変高く付きますしサーキットの場合、一般的概念では車輌保険は使えません。

ポルシェクラブ六本木が主催するスポルトファーシューレの利点を説明しました。
ニュルブルクリンクノルドシュライフェにおいてもスポーツ走行と同様のツーリスト走行が行われていますが地元のポルシェ乗りは遠慮します。 

最後にポルシェクラブ六本木小林会長の挨拶で締めくくりました。
冬至を間近にホテルに到着したときはご覧のようにクリスマスの飾りが迎えてくれました。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ




今年最後のレーシングコース走行後、19時からの食事は忘年会を兼ね全員で乾杯、時間いっぱいの23時まで大いに盛り上がりました。

お開き前の集合写真は2012年の新春1月19日(木)から22日(日)まで4日間に亘り八千穂レイクで開催される「ポルシェウィンタートレーニング」のできあがったばかりのポスターを中心に掲げ記念撮影をしました。
ポルシェ乗りの皆様には既にご案内を発送いたしました。
ポルシェによる究極のドライビングテクニックを極めるため、ぜひご参加下さい。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 520
2011.12.29

仕事柄サーキット走行の休みは早目に調整しないとなかなか参加できないそうですが今回はうまくいきケイマンSで参加頂きました。足廻りはマンタイKWを装着して3ヶ月経ちました。余郷さんに同乗走行をお願いしパッセンジャーシートに乗り込もうとしてます。
初心者はリアウィンドーに黄色いテープを左上から右下に貼付していますが本当に初心者なのかと目をこすって見直したくなります。996GT3で参加しているからです。やはり仕事の都合が付かず午後の走行のみ参加頂きました。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ



ポルシェクラブ西東京に所属され仕事を調整して度々参加頂いています。
ニュルブルクリンクで開催されたスクーデリアハンセアートには一昨年ご夫婦で参加頂きました。サーキット走行は大先輩で弧を描いた美しいラインで走行を楽しんで頂いています。
余郷さんと同乗走行後レクチャーをするポルシェ遣いです。
先に行われたスポルトファーシューレ海外版に参加され初めてニュルブルクリンクノルドシュライフェを走ったそうですが、その走りとコースを覚える記憶力は素晴らしく仲間に対する気遣いは更に見事です。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ




今期5回目を迎えたポルシェクラブ六本木主催のスポルトファーシューレは49台のポルシェ乗り迎え今年最後の走行会を終了しました。

新年早々に今回で4回目を迎えるポルシェウィンタートレーニングを長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂レイクで開催いたします。高速長野道佐久インターから1時間の八ヶ岳中信高原国定公園の一角、北八ヶ岳・八千穂高原の標高1,600mにあり氷質が最良の1月19日(木)から22日(日)まで4日間開催いたします。詳細はポルシェクラブで検索されてもポルシェ整備でムラタチューンを検索して頂いてもご覧頂けます。なお、双方参加申込書を出力できます。
ポルシェ遣いとなるためにも、また万一の危険回避のためにも微妙なブレーキとアクセル操作を習得するため参加をお薦めします。
そして来年10月に開催されるスポルトファーシューレ海外版ニュルブルクリンクノルドシュライフェに一緒に参加されませんか。

15時少し前に津々見校長、余郷さんに講評を頂きました。
  
スポルトファーシューレスポルトファーシューレ



次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 519
2011.12.28

今年最後のスポルトファーシューレ5が富士スピードウェイレーシングコースで12月17日(土)に開催されました。
好天に恵まれ朝からの冷え込みは厳しかったですが、久々のレーシングコースでの開催でしたから待ちかねたように沢山のポルシェ乗りにお集まり頂きました。
厳しい景況感を反映し募集開始時から締め切り間際まで今日の参加者の半数にも満たない状況でしたから、事務局の悩みは尽きず来期開催予定の国内でのスポルトファーシューレは減らさざるを得ないと苦慮していました。
今年3回目を迎えたポルシェクラブ六本木主催の「ポルシェエクスペリエンスディ」はあまりにも高額なコース使用料に加え参加者の多くがレースもどきの思考に移行する現状で、いちクラブが開催するイベントとして採算をとることは至難な状況です。
レースに参加するための基本の走りを覚えて頂くことの重要性はとかく軽視されがちで参加されるポルシェ乗りのほとんどが何秒で走ったかが最大の関心で基礎となる微妙なブレーキとアクセル操作には残念ながら興味を示さないのが現状です。

スポルトファーシューレ
スポルトファーシューレ




地道な活動を根気強く支えて下さる津々見校長に頭が下がります。
初めてサーキット走行に参加した参加者の運転技術の向上のため同乗走行を進んで担当して頂き心から感謝申し上げます。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ




余郷さんはサーキット走行経験が豊富なポルシェ乗りの手ほどきを専門に担当頂きました。この絶妙なお二人のコンビネーションで今日までポルシェクラブ六本木はスポルトファーシューレを継続し開催することができました。
お二人には先頃ニュルブルクリンクノルドシュライフェで開催されたスポルトファーシューレ海外版にも参加頂きポルシェクラブ六本木が大切にしてきたポルシェ乗りの裾野の広げるため多大なご協力を頂きました。
来年開催予定のスポルトファーシューレ海外版にも都合を付けぜひご参加頂きたいと計画しています。

12月28日御用納めを迎えポルシェクラブ六本木の活動にご協力頂きましたポルシェ乗りの皆様と下支え下さいました多くの皆様に心から感謝申し上げます。

スポルトファーシューレスポルトファーシューレ


次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 518
2011.12.27

好天に恵まれ、ようやく訪れた冬らしい季節感にホッとしています。
今日は素晴らしい天候の下でスポルトファーシューレ5を開催することができたから次の希望は1ヶ月後に開催されるスポルトファーシューレ6 ポルシェウィンタートレーニングの会場となる八千穂レイクの完全結氷がいつ頃になるかが最近の気がかりです。

ハザードランプとライトを点灯した先導車の走行ラインをトレースしてダンロップコーナー付近を走る最初にスタートしたグループの参加車輌です。
4グループに分け最後のグループは初心者のみで津々見校長が先導しています。
慣熟走行はスタートしてストレートを2回通過後ピットインし、その後はフリー走行となります。タイヤの空気圧を調整しフリー走行に備えています。
世界で500台限定生産され昨年8月からデリバリーが開始された997GT2RSが今日は3台参加していますが、来春4月14日(土)に開催されるポルシェクラブ六本木主催のスポルトファーシューレは4台に増えるでしょう。

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左のレーシングスーツの二人は兄弟で997GT3と993RSで参加され熱烈なポルシェファンでありポルシェ乗りです。

997GT3RSはKWのリフティングシステムとショックをマンタイレーシングで装着しチューニング後に輸入されました。今年の夏に発売となったばかりの新しいコンセプトのコンチネンタルのSタイヤ コンタクトフォースを装着しています。

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この997GT2RSは500台限定の911の119台目で昨年11月、丁度1年前にデリバリーされました。タイヤはライフサイクルが現行のSタイヤの約2倍ある コンチネンタル コンタクトフォースを装着しています。 

3台の997GT2RSの3台目はここに待機しています。 
620馬力を有し富士スピードウェイのレーシングコース ストレートではミハエル・クルムさんがSタイヤのコンチネンタルコンタクトフォースを装着しパッセンジャーシートに1人同乗し300kmをオーバーして走行しています。
しかもウェットでした。
乗り手、車、タイヤと全てが満たされたならこんな走りを披露する素晴らしい車それが997GT2RSです。

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次回に続く