ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 791 2013.09.08
ポルシェクラブ六本木主催の2013年度第1回スポルトファーシューレは好天の下、富士スピードウェイ レーシングコースで開催され無事終了しました。走行会終了後、直ちに参加者全員が協力して幟や竿を片付けますが、それでも片付け切れなかった備品等はブリーフィング終了後に片付けました。
津々見校長先生の送り迎えは菊池カメラマンに協力して頂いています。
帰路の途中で先生をお送りし備品はムラタチューンに下ろして頂いていますからイベントが円滑に運営出来るのも全て菊池カメラマンのお陰です。
菊池さん先生ありがとうございました。
西に太陽が傾きかけた頃、何時も利用するエクシブ山中湖に到着しました。
イベント終了後、東京方面の帰路の渋滞を避け食事後に帰る人とそのまま酔いつぶれ翌朝早く帰る人、様々です。
スポルトファーシューレが終了後、ホテルに到着するのは17時位となります。
夕食の予約が19時ですから1時間余部屋でまず小さなパーティーを繰り広げるのは、いつもの通りです。
ポルシェを飛ばし、いい汗をかいた後のビールは格別の旨さです。
あれやこれや豊富な話題は参加メンバーの職業の多様さを示し一通り紹介が行き渡らない間に「食事の用意が調いました」とインターホーンで呼び出されました。
話題の多さで夕食は1時間以上もオーバーし22時過ぎの解散となりました。
どうしてもこの雰囲気を味わいたいと未明に到着するクラブの会員もいたりして、3次会の小パーティーは留まるところを知りません。
翌日曜日はポルシェクラブ千葉が富士スピードウェイのP2で開催するドライビングスクールに参加するポルシェ乗りがいましたから、昼近くにチェックアウトし帰りしなに見学させて頂きました。
トム・ヨシダさんが主唱するユイレーシングスクールのトレーニングでコースは高速オーバルとS字を組み合わせた設定でタイム計測をしながら、参加者の皆さんとても楽しんでおられました。
副会長の吉田さんに走らないかとお誘い頂きましたが、昨夜24時を回った頃、東京から駆けつけポルシェ乗りと深夜2時過ぎまで飲むほどに話し込んだことと帰路の渋滞を考え辞退しました。
次回に続く
ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 790 2013.09.05
初めてポルシェを購入し、初めてサーキットを走ろうと希望する人に最適なコースは、やはり富士スピードウェイなのは言うまでもありません。ランオフエリアが充分に設けてあり、余ほど無茶な運転をしない限りガードレールに接触することはありません。
サーキットで注意を要するのは天候でウェットの場合です。
特に今までドライでいきなり雨に降られた時などは、当然今までの操作とは違ってカーブへの進入時の急激な減速やカーブからの立ち上がりでの急加速はより慎重を期す必要があります。
今年度最初にスポルトファーシューレが開催された富士スピードウェイ は日頃の行いを反映して、朝から好天に恵まれ絶好の走行会日和です。
津々見校長先生のアドバイスの下で、初心者の皆さんはどなたも安心してレーシングコースの走行を楽しんでいます。
先生が同乗する初心者の車両はライトを点灯しハザードランプを点滅していますから、ベテランのポルシェ乗りはスムーズにパスして走れ、双方が満足した状態を保った状況での走行会です。
ドライビングテクニックについては津々見校長先生が、車両やタイヤについての質問はムラタチューンの村田正明が相談を受け対応していますから、参加者は全員が安心してサーキット走行に専念し楽しむことが出来る環境を整えています。
おしどりで参加され好天のレーシングコースでのハンドリングを楽しむベテラン会員もいます。
コースコンディションは最良ですから、参加された皆さんがお互いに安全を重視しサーキットを走ることに満足頂いたことで、この企画が成功したこととなります。
サーキット走行初体験の皆さんのポルシェです。
先頭車両は津々見校長先生がハンドルを握り、後方に4台が連なるカルガモ走行でコースを覚えてもらいます。
カルガモ走行はニュルブルクリンクノルドシュライフェにおいてポルシェクラブ六本木が開催した海外版スポルトファーシューレで日本からの参加者がコースを覚えるために何10周もしましたが、その都度多くのドイツ人ドライバーが加わるブリーフィングでこの言葉を繰り返しましたから、聞き慣れたドイツはカルガモ発音と意味を理解する人が多いです。
東富士研究所から参加したベテランドライバーで今年のウィンタートレーニングでは華麗なドリフト走行を披露し、少し派手にし過ぎ多くのカメラの放列に飛び込み蜘蛛の子を散らすような思いで逃げた記憶が思い出され、先日のウォルフガング・カウフマンさんとの電話でも話題になった主人公です。
現在は世界の頂点を目指すル・マンのエンジニアです。
ポルシェも所有していますが今回はAE86での参加です。
8月に開催される12時間耐久に備えて、心と体と車両の慣らしを兼ねての参加です。
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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 789 2013.09.04
2013年度最初のスポルトファーシューレが開催された4月13日(土)の初心者向けブリーフィングの模様です。全員が集合して行われるいつも通りのブリーフィングの後に約20分くらいの時間も設け、津々見校長先生が初めてポルシェでサーキット走行を体験する皆さんを対象にした初心者向け特別カリキュラムが行われました。
今回のブリーフィング参加者は5名でしたが、たとえ一人であっても行われます。
初めてサーキット走行を体験する皆さんが、まずリラックスするため不安要因を取り除く具体的な安心対策?の説明が行われました。
その保証の証であるリアウィンドー左上から右下にかけ黄色いストライブが貼付された車の周辺5m以内に他の走行車両は接近しないので安心して走れると云う安心対策?の説明です。
次は富士スピードウェイのレーシングコースは世界有数の広いランオフエリアが設けられていることも安心対策のひとつであると云うことです。
それらの外部要因に加え、運転操作での技術面の課題を図で示し、走行時の感覚を丁寧に説明し不明点はその都度質問に答えてくれますから、サーキット走行が初めてでも安心して楽しむことができます。
ポルシェクラブ六本木が主催するサーキットイベントのスポルトファーシューレに常に参加するポルシェ乗りの皆さんは富士スピードウェイの直線で高速での限界速度に挑戦し競い合っています。
高速直線の先は右カーブが待ちかまえていますから、常に加速と減速をコントロールした見極めが大切です。
ベテランのポルシェ乗りの皆さんの3枚の組写真は競い合いながら楽しそうに約2kmの高速直線コースを走り抜けていきます。
初めてサーキット走行を体験する皆さんには一人一人津々見校長先生が同乗走行をして理想とする走行ラインを教えてくれますから、ある程度スピードに慣れて来たなら、無理をしない状態でスピードを乗せて行くと理想とする走行ラインに自然と導かれる状況になります。
理想とする走行ラインが体感で理解できる迄、無理をせずひたすら周回を重ねることです。
ブレーキとアクセル、それに連動したハンドル操作の切っ掛けが掴めるまで練習を重ねたなら、ある瞬間にその切っ掛けが突然訪れ、その先は自分でも驚く上達を体感できます。
この最初のひと区切りが何時になるのかは当然個人差がありますから、それまで走り込み続けられるかが、その後のサーキット走行の楽しさを大きく左右する要因となります。
全てにおいてスムーズでナイーブな操作が欠かせないのは当然重要なポイントであることは言うまでもありません。
ピット前のフェンスを張った柱の間から身を乗り出し観察する津々見校長先生です。
先生、レーシングコース走行初体験の皆さんの走りは如何でしょう。
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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 787 2013.09.02
2013年度ポルシェクラブ六本木の活動計画は3月16日(土)に開催されたクラブ総会で発表、承認されました。年間イベントは12回で平均すると毎月開催されていることとなります。
モータースポーツイベントのスポルトファーシューレは7回開催されますが、そのほとんどが富士スピードウェイでレーシングコースは各2時間、ショートコースは終日で開催されます。
開催期間が長いのは八千穂レイクで開催されるポルシェウィンタートレーニングと海外ではニュルブルクリンクにおいて北ドイツ自動車連盟と共催で開催されるスクーデリアハンセアートが、それぞれ4日間に亘って開催されます。
今期最初に開催のモータースポーツイベント スポルトファーシューレは4月13日(土)富士スピードウェイ レーシングコースで行われました。
初めてポルシェを購入しサーキットを走って見たいと云う方のためポルシェクラブ六本木はポルシェのバランスの良さと潜在性能の素晴らしさを体感から知って頂くため参加者の全面的フォローは理事会を中心に積極的に取り組んでいます。
その一環としてポルシェクラブ六本木が主催するスポルトファーシューレは往年の名ドライバーである津々見友彦校長先生をお迎えしブリーフィングでのアドバイスと実技での指導を行っています。
慣熟走行後のフリー走行でピットロードをコースインするため隊列を組んで通り過ぎる初めてサーキット走行を体験する皆さんです。
初参加の女性ドライバーをパッセンジャーシートにハンドルを握る津々見校長先生です。
緊張気味のパッセンジャーシートの同乗者が印象的です。
津々見校長先生の同乗走行を終え一息ついているところです。
新たなる挑戦に心静かに精神統一を図っているところでしょうか。
4台のポルシェが左カーブを弧を描いて走り抜けて行きます。
後方2台目のカレラGT以外、僅かに見える先頭車両のリアウィンド左上から右下に架け黄色のテープが貼られています。
サーキットデビューの初心者マークです。
他の車両は初心者の前後左右5m以内に接近を厳禁していますから、初めてのサーキット体験車は、ひたすら前を見て走ることに専念し、速度、走行ラインは気にせず楽しく走ることに重点を置いたカリキュラムです。
サーキット初体験者5名中、紅一点の熊谷さんです。
この走行会に参加して以降数回ポルシェだけを対照のドライビングスクールやポルシェクラブ六本木主催のショートサーキットに参加し、ポルシェで思い切り走りことの楽しさの虜になりました。
この日開催されたスポルトファーシューレ 1 の後、PDKでなくマニュアル車の運転をしたいとの思いから再度教習所に通い8月末日ついに限定解除の普通車の自動車免許証を取得したとの電話が入りました。
ここにも会津の八重の桜のような女性がいました。
決断力の早さと行動力に驚嘆します。
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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 786 2013.09.01
今日から9月に入りましたが朝からの炎暑は8月と何ら変わりません。来月10月5日(土)に富士スピードウェイのレーシングコースに於いてスポルトファーシューレ 5 がポルシェクラブ六本木の主催で開催されます。
今期最初のスポルトファーシューレ は4月に開催され、その模様を約半年経過した現在掲載中ですが、ポルシェクラブ横浜が開催した屋形船イベントの様子をアップしたため一時中断していましたが再開いたします。
11時過ぎ慣熟走行にスタートする国産車両3台のAE86とその後にGTR、スイフト、インプレッサと3台が続きます。
先頭車両と1台置いた3台目の2台は地元富士山ナンバーを付けています。
トヨタ自動車東富士研究所から参加した日本の最先端技術に関わるエンジンニア2名です。
ポルシェ964より更に10年前に生産され現在も根強い人気でポルシェクラブ六本木の会員2人も所有していますが、2台目はそのうちの一人が所有するAE86で整備後の試運転を兼ね参加しました。
勿論、整備担当は先頭車両のハンドルを握るトップエンジニアです。
AE86は1983年にカローラとスプリンターのスポーツモデルとして発売、1987年まで生産され2ドアー車は900kgと軽量のFR車でした。
今日このクラスの国産車はほとんどがFF車ですから運転して楽しい車として根強い人気を持続しています。
ピットロードを後に次々と慣熟走行に向けスタートして行きます。
マンタイポルシェを先頭に後続のブルーの車両は1991年から開催されたポルシェカップジャパンに参戦していた964カップカーです。
黄色の997GT3の前の白い997GT3‐4.0は日本には数台しかない希少車です。
慣熟走行1周目最終コーナーからストレートに進入してきたバラエティーに富んだ各モデルのポルシェです。
慣熟走行は先導車に連なってピットロードをスタートし2周してから3周目はピットロードに入ります。
マンタイポルシェを先頭にルーフ997に続き、同じく964が続きます。
2周慣熟走行後3周目はピットロードに戻りタイヤ空気圧を計測する車両と徐行しそのままピットロードを通過、フリー走行にスタートして行く車両様々ですが、後者も2周ほど走行後ピットに戻り空気圧の測定を行います。
11時から開始したフリー走行直前の一コマです。
次回に続く