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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 590
2012.06.29

午前中に引き続き今日2回目のレーシングコースの走行が13時から開始され休む間も惜しみ31台のポルシェと1台のダッチバイパーが走り続けています。
13時38分ピットロード越しに最終コーナー辺りを望んだ写真です。
13時30分頃まで富士山南麓に広がる山並みがはっきりと眺められましたが今はガスがかかったように霞んできました。
天候は晴れで風も吹いていません。ピットロードには7,8台が停車しインストラクターが交代で同乗走行を繰り返しています。

レーシングコースストレートグランドスタンドの屋根の庇、中間から右側は晴れていますが左側に雲が現れました。13時38分です。

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同乗走行を希望するドライバーの車にインストラクターが乗り変え次々とピットロードを後に本コースに走り去って行きます。
レーシングコースを望むフェンス際には余郷選手の奥さんがお子さんを伴って見学しています。
ピットロードではゼッケン8号車のベテランのポルシェ乗りが余郷選手とシートを交代し今入れ代わるところでドライバーはまだパイロットシートでベルトを外しているところです。
今13時50分でチェッカーフラック迄あと5分です。

ゼッケン8号車がピットロードを出て直ぐにチェッカーフラックが出ました。
午前中のチェッカーフラックは11時55分でしたが今回は2分早く13時53分です。
ゼッケン8号車がスタートし入れ替わりにピットロードに入ってきたロードスターの幌に水滴が付いているのでふと怪訝に思いましたがまだ薄日が差しています。

13時58分チェッカーフラックンプが赤の点滅に代わりその直前にピットロードがウェットに変わりました。
チェッカーフラックが出て直ぐにピットインしたポルシェのルーフは濡れていません。

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100Rからヘアピンまでドライで300Rの右カーブなだらかな上りでオイルが燃え煙幕を張ったように見え下りに差しかかった途端、豪雨と云うより滝の中に飛び込んだような状況で200kmを越す高速でダンロップコーナーに向ってハンドルを軽く右に切っていた何台かのポルシェは危うく難を逃れました。そんな中のトップを走行していたポルシェ997GT3が時速200km以上でスピンし逆走状態でコースアウト後、何とか立て直したもののブレーキが利かず150m以上先のガードレールに正面から接触する事故が発生しました。

心配そうにディスプレイに映る撤去作業を見守るベテランメカニックとウォルフガング・カウフマンさんです。

重く沈んでしまいそうな雰囲気の中、ほほえましく仲睦まじいスナップは一服の清涼剤です。

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次回に続く

ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 589
2012.06.28

ポルシェ997ターボのハンドルを握るウォルフガング・カウフマンさんのパッセンジャーシートに収まり同乗走行体験スタート直前のポルシェ乗りです。
カウフマンさんが校長を務めるスポルトファーシューレ海外版が開催される前の一昨年からスクーデリアハンセアートに参加し今年も参加予定をしています。
昨年は先発でドイツに向かう成田空港で搭乗間際に電話申し込みを頂きました。
仕事の調整がつかず、ぎりぎりまで参加保留の状態でしたが何とか飛び込みで間に合いました。
ですからカウフマンさんとは親しい仲で試乗後の感想とドライビングテクニックについて質問をしているようです。

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ポルシェ997シリーズのホワイト三台をアップしました。
中央のポルシェ997GT3 4.0が同乗走行の準備中です。
そしてその直後のドライバーズシートでご満悦のカウフマンさんにカメラを向けました。
今後開催されるポルシェクラブ六本木のスポルトファーシューレにはもう1台ブラックが加わる予定でそのオーナーを上段で紹介いたしましたが今からとても楽しみです。
話をホワイトのポルシェ997GT3 4.0に戻しますがオーナーはドイツ企業の日本に勤務し今まで何回かポルシェクラブ六本木が開催するイベントに参加しています。
今回久々にお目にかかりましたが、日本では貴重なポルシェ997GT3 4.0でしたから一段と目立ちました。
甲高い排気音はポルシェ乗りの耳朶をシビレさせます。

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楽しげに話をする二人をダッチバイパーのリアウィング越しに写しました。
20年以上ポルシェを乗り継ぎ一時バイクのレースに参戦するなどもっぱらスピードを楽しむ本格派でしたが、仕事上リスクが大きいためバイクのレースから撤退しトライアスロンに打ち込んでいる根っからのアスリートです。
治療の終わった後は毎晩2、3時間の競泳をしアルコールは一切口にせず体を鍛え上げる徹底ぶりは見事なばかりです。
二人は仕事と趣味を通し特に近しい仲です。

昨年開催されたニュルブルクリンクのスポルトファーシューレにも参加し、何台か所有するポルシェは最良のコンディションに保たれています。
カウフマンさんと何を話しているのでしょう。
その内容はポルシェクラブ六本木のホームページに掲載されています。
詳しくはカウフマンさん試乗記をお読み下さい。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 588
2012.06.27

昨日26日(火)朝のうち東京は曇り空でしたが、日中は晴れ前日夕方の低温が嘘のような蒸し暑さが戻ってきました。
13時過ぎの新幹線のぞみで名古屋に向かい豊田市のアイコードに鶴田社長をお訪ねしました。
海外でも使用し重宝しているガーミンを頼りに駅から名古屋高速に乗れば30分ほどと云われていましたから16時にはお訪ねできると予定しました。
しかし着いたのは17時少し前となってしまいました。
途中名古屋市内のジャンクションを右に入るべきところ、飛ばしすぎていたのかナビの案内が遅かったのか清洲方面の左に向かってしまいました。
東名高速道の高架を過ぎてから一般道を北上し以前訪問し見覚えのある辺りに到達したのは名古屋駅をスタートし1時間30分ほど経過した頃でした。
一昨年購入したガーミンでしたから新しい高速道路が登録されていなかったので大分時間がかかってしまいましたが約束の時間が18時でしたから1時間の余裕をもって到着できました。

屋外にはポルシェボクスターが駐車していてオフィス内には真っ赤なポルシェ997GT3が展示されポルシェのファクトリーらしく、とても良い雰囲気です。

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ポルシェクラブ六本木が昨年ニュルブルクリンクノルドシュライフェで開催した第1回スポルトファーシューレ海外版の課題と反省会を兼ね打ち合わせをするためお伺いいたしました。
GENROQの鈴木副編集長からの提議と報告に回答する形で資料を提出し会議を進行しました。

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鈴木副編集長と鶴田社長が資料に目を通した後、討議された事項の再確認を行い不備な点は資料を再提出することで会議は終了し今年10月1日(月)から5日間に亘って開催されるスポルトファーシューレ海外版にご協力をお願いしました。

18時に到着予定であった田中哲也さんが、その前の会議で1時間30分遅れたため夕食の席に直接来て頂き全員が揃ったところで討議内容の再確認して会議は全て終了しました。
田中さんは今年開催のスポルトファーシューレ海外版と同時期にレースとレーサー育成のレッスンが前後して入っていて参加できないのは非常に残念です。

鈴木副編集長は21時近くに退席、帰京後は仕事が待っているそうです。
夕べも徹夜で朝ここに来て最終に近い新幹線で帰京しました。
田中さんは今日中に御殿場に入り明日は早朝から富士スピードウェイで仕事だそうです。
多忙の極みにある皆さんのスケジュール調整はかくも難しいです。
鶴田社長、スケジュールの調整をして頂きましてお礼を申し上げます。
鈴木副編集長、田中哲也さん貴重なお時間をご提供頂きまして誠にありがとうございました。

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かくなる方々を差し置いて今晩はアコードから北に16km、25分程矢作川に沿った県道11号線左岸を遡上し橋を渡り右岸の笹戸温泉に投宿することにしました。
鶴田社長が以前この温泉を利用したときの話では大変鄙びた温泉であった由、期待して訪ねることにしました。

夕食は皆さんと既に済ませ出発したのは22時を回っていましたから朝食のみお願いしました。
ホームページによると愛知県で最も古い温泉で料理も美味しいと書かれていた紫翠閣とうふやに宿泊しました。
翌朝最上階の8階から眺めた矢作川上流と下流です。
夜は蛙の鳴き声、朝から川鵜と鳶が川に沿って飛び交い、鴨は岸辺の砂地で羽繕いに専念し、その鴨に烏が2羽ちょっかいを出し、牡の鴨がくちばしをアイスホッケーのスティックのような格好にして威嚇すると烏は飛び退きます。
そんか光景を飽きもせず眺め鶯が鳴くのどかな川縁のホテルは部屋も綺麗で広く、豪華な朝食付きで5,600円はとても安く感じました。
鶴田社長が訪れた当時の鄙びた温泉とほど遠かったのは少し残念な気がしますが一度訪ねると良いでしょう。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 587
2012.06.25

先日のブログにも書きましたがポルシェクラブ六本木はポルシェでモータースポーツを安全に楽しんで頂きながらドライビングテクニックの向上を目指しスポルトファーシューレを年間10回に亘り開催しています。
しかし初めてレーシングコースを走るのは誰しも不安はつきものです。
サーキットに限らず何事も未経験なことに挑戦する場合、当然のことです。
多くの経験を積んだポルシェ乗りでも、この不安は何らかの条件が付いたとき常につきまとうのも事実だと思います。
その条件は次の機会に述べることとして、初めてポルシェでレーシングコースにデビューともなれば、それはごく当たり前のことです。
走った直後の感想はコース幅が広すぎて、どこを走って良いか分からないと云う初心者が割合多いです。

サーキット走行が5回未満の初心者のために津々見校長が全員参加のブリーフィング後にいつも通り特別講習を設けています。

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パナメーラターボのドライバーズシートに収まり談笑するウォルフガング・カウフマンさんです。同乗者が1名加わり3名乗車となりました。
乾燥重量で2000kgですからターボと云えどもサーキットでのフル加速時にはさすがに重いようで、カウフマンさんはしきりにヘビーを繰り返していたそうです。

今回のスポルトファーシューレに参加するためポルシェクラブ六本木に入会頂きました。大阪から参加されましたが購入したばかりのポルシェターボでサーキットデビューです。
津々見校長がドライバーズシートに収まり、まずはサーキット走行の心得と手ほどきからの正真正銘の入門編です。
受講者の素晴らしい笑顔をご覧下さい。

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何周か走行後にタイヤチェックをする993RSのドライバーです。
真っ赤なポルシェとコーディネイトしたレーシングスーツの左胸ワッペンが少し気掛かりですがご愛敬でしょうか。
空冷歴代の名車964RSが前方に眺められます。

同乗走行後ドライバーが入れ替わりシートベルトの調整を手伝うカウフマンさんです。
プロとしてのサービス精神は徹底しています。
世界のレース場に足を運ぶヨーロッパのプロドライバーの姿に好感を感じ思わずシャッターを切りました。

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ポルシェ専門店,これが分かればポルシェパラノイア 586
2012.06.24

昨日、今日と梅雨の晴れ間を楽しむことができました。
昨日はポルシェクラブ六本木のホームページに既に載されているドイツリートコンサートに行ってきました。
今月第1週の土曜日6月2日にスポルトファーシューレ3がドイツからインストラクターを2名招聘し富士スピードウェイで開催されました、
その時の通訳としてご協力頂いた大津亜矢子さんの出演する中央大学主催のコンサートです。
中央大学多摩キャンパスを初めて訪れその広さに驚かされました。
16時からのトークと演奏会は第一部と第二部に分かれ丁度二時間の公演でした。
ゲーテやアイヒェンドルフ、リュッケルトの詩の朗読がボン出身でケルン音楽大学で音楽を専攻したアレクサンダー・ナジ氏のドイツ語の朗読と松本智子さんの日本語朗読が行われ、その詩に学生が絵と写真、動画をもって表現しイメージした作品の論拠を制作した学生にナジ氏が質問し説明を加える形式で発表されました。

ドイツ・ウィークドイツ・ウィーク




ナジ氏のドイツ語の質問と学生の日本語の説明の通訳は大津亜矢子さんが担当しました。
前半、後半と二部に分かれた詩の朗読の後に歌手、指揮者、作曲、発音・発声指揮者であるナジ氏がバリトンでシューマンやマーラーの歌曲を歌われピアノ演奏は大津亜矢子さんでした。
小ホールの観客は立っている人も多く見受けられ公演途中で予定されていなかった休憩が設けられる盛況ぶりでした。

ドイツ・ウィークドイツ・ウィーク




18時過ぎに公演は終了しましたが、この公演のため1年間練習を重ねたそうです。
出演された皆さんは、やり遂げた満足感に輝いていました。
ポルシェクラブ六本木からは8名が参加しましたが、急患で中途退席せざるを得ず一人が病院に戻りました。
大津さんナジ氏を交えての記念撮影です。

因みにナジ氏はケルン大学で物理学も修めているそうで大津さん共々天は二物を与えているのですね。

ドイツ・ウィークドイツ・ウィーク



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