新着情報

ポルシェ整備 986ボクスター フューエルフラップ(給油口カバー)の修理   
2018.06.30

ポルシェ 986 ボクスター フューエルフラップの修理を行います。

フューエルフラップは給油口をカバーする部分です。


このフューエルフラップの開閉の動きとフューエルフラップが開いた状態で固定するヒンジ部分にひび割れが頻繁に発生します。ひび割れが発生するとフューエルフラップが固定されず、自由に動いしてしまいボディに傷をつける恐れがあります。
 
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走行性能には直接関係のない部分ですが、安価で修理が可能なパーツのため修理をおすすめしております。

ポルシェ整備 964カレラ2 ウインドウウォッシャー液が噴出されないトラブル原因  
2018.06.29

本日は、ポルシェ 964 カレラ2 ウインドウウォッシャーのチェックバルブのトラブルをご紹介します。
ウインドウウォッシャーのチェックバルブとは、フロントウインドウやリアウインドウへウォッシャー液を
供給・噴出するバルブのことです。写真はフロントフード側から見たチェックバルブの取り付け箇所です。
 
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お客様が持ち込まれたポルシェ 964 カレラ2はウインドウウォッシャー液が一部噴出されていないバルブがありました。ウインドウウォッシャーのチェックバルブは、複数の形状がございます。

写真のチェックバルブは、ウインドウォッシャータンクに近い側にあるチェックバルブのためT字型の形状をしており、ここでウインドウに噴出されるウォッシャー液と残りのバルブへ流れるウォッシャー液に分岐されます。
 
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ウインドウに噴出される側には逆流を防止する装置が付いており、流れが逆流することを防止しています。
この装置になんらかの不具合が発生し、流れをせき止めてしまったため、ウインドウウォッシャー液が噴出されないトラブルが発生しておりました。

ポルシェ整備 ポルシェ車全般 走行中のドアミラー振動の原因          
2018.06.28

ドアミラーの固定ボルトをご紹介いたします。
ドアミラーはこの固定ボルト1本で固定されているため、ゆるみが発生しますと走行中ミラーが振動を起こし、
後方確認に支障をきたす場合がございます。
 
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ムラタチューンへ入庫されたポルシェは必ずドアミラーがガタガタしないか必ず確認を行っております。
 
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また、固定ボルトのサビを防止するために本来は黒い樹脂のキャップがついているのですが、キャップが無くなっているポルシェを非常に多く見かけます。
 
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お乗りのポルシェをチェックして頂いて、キャップが付いているか確認されてみてはいかがでしょうか。

ポルシェ整備 996カレラ・ミッション ミッション・マウントの経年劣化の紹介          
2018.06.27

ポルシェ 996 カレラのミッションマウントの交換を行います。ミッションマウントはトランスミッションを車体に固定するためのパーツで、振動を緩和させるためにゴムブッシュとなっております。

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ミッションマウントはゴムを使用しているため、経年劣化によりひび割れたり、切れて破損することが多いパーツです。ミッションマウントのゴムブッシュが切 れてしまうと、トランスミッション自体が振動することとなり、最悪の場合、トランスミッション内のギアの破損してしまう可能性があります。
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破損したミッションマウントは新品に交換いたします。

ポルシェ整備 カイエンターボ・エンジン オイル漏れによる警告ランプの点灯原因      
2018.06.26

本日は、ポルシェ カイエン ターボのオートマチックトランスミッションからのオイル漏れをご紹介致します。

 
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お客さまが持ち込まれたポルシェ カイエン ターボは、運転席にあるチェックエンジンランプが点灯している状態でした。チェックエンジンランプとは、エンジンに深刻なトラブルが起きた際、ドライバーに警告するためのランプです。

警告ランプが点いた原因を調査しますとオートマチックトランスミッションへ接続されている電気系パーツのコネクタ(カプラ)箇所からオイル漏れしていることがわかりました。

 
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オイル漏れの原因は隙間を密封するOリングの劣化です。