ポルシェ整備 996・GT3 エアマスセンサーの修理と動作確認 2017.06.30
ポルシェ996 GT3エンジンのエアマスセンサーの故障の修理をご紹介いたします。
ポルシェ整備 993・カレラ S ホーンのプレートのトラブル 2017.06.29
ポルシェ 993 カレラSのホーンが鳴り続けるトラブルです。
今回お客様が持ち込まれたポルシェ 993 カレラSは一度ホーンを鳴らすと音が鳴りやまなかったり、
症状が酷い場合は、ホーンを押していないにも関わらず車の振動で音が鳴るような状態になっておりました。
ハンドルを開けて原因を探ったところ、ハンドルの中にある「ホーンパッドプレート」が原因であることがわかりました。ホーンパッドプレートはエアバック付のポルシェにあり、写真のようにハンドルの中に取り付けられています。
ホーンパッドプレートを裏返して写真を撮りました。
ハンドルに固定される部分がゴムブッシュになっており、ハンドルを押すとホーンパッドプレートが奥に向かって押し込まれ、裏側に付いた電極と車体側についた電極が触れ合って、ホーンが鳴る仕組みとなっております。
今回のポルシェ 993 カレラSはゴムブッシュの部分が劣化しており、ちょっとした振動で電極同士が触れ合う状態になっておりました。
エアバック付の車で、同様の症状がみられる場合はホーンパッドプレートのトラブルの可能性が高いと思われます。一度点検に出されてみてはいかがでしょうか。
症状が酷い場合は、ホーンを押していないにも関わらず車の振動で音が鳴るような状態になっておりました。
ハンドルを開けて原因を探ったところ、ハンドルの中にある「ホーンパッドプレート」が原因であることがわかりました。ホーンパッドプレートはエアバック付のポルシェにあり、写真のようにハンドルの中に取り付けられています。
ホーンパッドプレートを裏返して写真を撮りました。
ハンドルに固定される部分がゴムブッシュになっており、ハンドルを押すとホーンパッドプレートが奥に向かって押し込まれ、裏側に付いた電極と車体側についた電極が触れ合って、ホーンが鳴る仕組みとなっております。
今回のポルシェ 993 カレラSはゴムブッシュの部分が劣化しており、ちょっとした振動で電極同士が触れ合う状態になっておりました。
エアバック付の車で、同様の症状がみられる場合はホーンパッドプレートのトラブルの可能性が高いと思われます。一度点検に出されてみてはいかがでしょうか。
ポルシェ整備 928・エンジン 冷却水の吹き上げトラブルの原因〜修理 その2 2017.06.28
昨日に引き続き、ポルシェ 928 GTSの冷却ファン~ヒューズのトラブルです。
冷却ファン以外のトラブル確認を行ったところ、冷却ファンへの電気を制御するヒューズが熱で熔け、焦げて
いるのが確認できました。ヒューズは助手席の奥に取り付けられています。
ヒューズが熔けた原因は、冷却ファンにトラブルが発生したことによって
ヒューズへの負荷がかかり、熱が発生したためです。焦げて黒く変色していることが確認いただけます。
熔けたヒューズは正常に電気が流れなくなるため、冷却ファンへの電気が供給されず、
冷却ファンが回らなくなる原因となっていました。
今回発生したポルシェ 928 GTSの冷却ファン~ヒューズのトラブルの
一連の流れは以下の通りです。
●冷却ファンにトラブルが発生
↓
●ヒューズに負荷がかかり熱が発生、ヒューズが熔けた
↓
●ヒューズが熔けたことにより、電気が流れなくなり冷却ファンに電力が供給されなくなる
↓
●冷却ファンが回らなくなる
↓
●冷却が十分に行われなかったため、冷却水が吹き上げた
今回のポルシェ 928 GTSはトラブルの発見・修理が早かったため、
ヒューズ・冷却ファンの交換で済みました。
しかしながら、修理せず放置したままだとエンジン本体
にも深刻なダメージを与える恐れがあったトラブルです。
ポルシェ整備 928・エンジン 冷却水の吹き上げトラブルの原因〜修理 その1 2017.06.27
ポルシェ 928 GTSの冷却ファン~ヒューズのトラブルです。
ポルシェ整備 997・GT2 ブレーキの構造紹介〜修理・交換 その4 2017.06.26
本日も引き続きポルシェ 997 GT2 RSに装着されている特殊なブレーキローターの構造をご紹介致します。
本日は豆知識として、サスペンションのカラー変更をご紹介します。
ポルシェ 997 GT2 RSのサスペンションには、赤いスプリングが取り付けられています。
それ以前のモデルは赤いスプリングが取り付けられていました。
通な方は、黄色いサスペンションといえばポルシェと同じドイツの「ビルシュタイン」を思い浮かべるのではないでしょうか。どことなく、それを意識したように感じられるカラー変更です。