新着情報

ポルシェ整備 964カレラ2 エンジン オーバーホール マグネシウム特集の錆 その2
2017.02.28

昨日に引き続き、ポルシェ 964 カレラ2のエンジンのチェーンカバーからのオイル漏れをご紹介します。


凹凸になった錆をすべて除去し、洗浄を行いました。
粉上になった錆や凹凸部分が無くなっていることがご確認いただけます。

 
ポルシェ 整備
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このまま液体のパッキン交換をおこなって、チェーンカバーを取り付けますが、
ムラタチューンでは、再び錆が発生するのを予防するため、サビ止め塗装を行ってから、取り付けております。
 
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ポルシェ整備 964カレラ2 エンジン オーバーホール マグネシウム特集の錆 その1
2017.02.27

ポルシェ 964 カレラ2のエンジンのチェーンカバーからのオイル漏れをご紹介します。


車体からエンジンを取り外しましたところの写真です。チェーンカバーは赤丸の部分となります。
チェーンカバーからオイル漏れしていることが確認できます。
 
ポルシェ 整備  ポルシェ 整備


チェーンカバーを取り外しました溝のようになっている部分をご覧ください。
凹凸ができているのをご確認いただけます。この凹凸部分は錆です。

 
ポルシェ 整備  ポルシェ 整備



チェーンカバーはマグネシウムで製作されているため、鉄などとは異なり、このような錆となります。
凹凸部分の表面を削り取ると粉上になった錆が出てきました。

 
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ポルシェ整備 996 ターボ トラブルが頻繁に発生しやすいソレノイドバルブ   
2017.02.26

ポルシェ 996 ターボのエンジンのトラブルが発生しやすいソレノイドバルブをご紹介いたします。


ソレノイドバルブはターボチャージャーとアクチュエーターを繋ぐパーツです。
写真を見て頂くと接合部に向けて曲っている/変形していることがおわかりいただけます。
 
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この部分に長期的に負荷ががかかることによって、ソレノイドバルブが切れてしまう症状が
出ているポルシェ 996ターボをよく見かけます。
 
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ポルシェ996ターボのトラブルが発生しやすい箇所のひとつです。
 

ポルシェ整備 964 エンジンの異常を知らせるノッキングセンサーの紹介   
2017.02.25

エンジンのシリンダー内部で、何らかのトラブルが起こり、異常燃焼が発生すると金属性の音がしたり、振動を生じます。

 
 
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それを感知するのが、シリンダーヘッドに取り付けられたこのノッキングセンサー。

発生した音や振動を電圧に変え、コンピュータに伝えます。コンピュータはその情報を元に空気と燃料の調整や点火タイミングの変更などを行って異常燃焼を抑制し、正しく燃焼するように補正します。


 
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ポルシェ整備 996 GT3 多くの車種のポルシェに発生するホーンのトラブル       
2017.02.24

本日は、ポルシェ 996 GT3のホーンの修理をご紹介いたします。


以前から何度かご紹介しておりますが、ホーンのトラブルは比較的発生しやすいトラブルです。
鳴りが悪い、また鳴らないといった症状が発生している場合は、点検をオススメいたします。
 
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ポルシェ 996 GT3のホーンには高音と低音の2種類のホーンが取り付けられています。
今回は高音側のホーンの修理・交換を行います。

ポルシェ 996 GT3のホーンはフロントの車体下、右側の穴の中に装着されています。
この穴から水などがホーン内部に侵入し、音が小さくなったり、鳴らないなどのトラブルが発生いたします。